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ソムリエ試験対策問題アメリカ編

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こんにちは、ソムリエたきてんです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回はアメリカ編についての問題を出題したいと思います🍷

 

過去の試験出題傾向を考慮して出題していますのでかなり役に立つと思います☺️

 

是非参考にしてください❗️

 

それでは、チャレンジスタート🤩❗️

 

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1 ソムリエ試験対策問題アメリカ編

 

1)マイクロソフト社やボーイング社の本拠地がある州はどこでしょうか

1.ワシントン州

2.カリフォルニア州

3.ニュージャージー州

4.アイダホ州

 

2)イタリア原産のプリミティーボと同じ品種のブドウはどれでしょうか

1.ミッション

2.ジンファンデル

3.カベルネ・ソーヴィニヨン

4.タナ

 

3)パリ・テイスティングの開催年はいつでしょうか

1.1969年

2.1976年

3.1981年

4.1990年

 

4)フランシスコ修道会がアメリカで始めてワインを造ったのはいつでしょうか

1.1622年

2.1659年

3.1769年

4.1854年

 

5)2017年統計で、カリフォルニア州で最も栽培面積が大きいブドウ品種はどれでしょうか

1.メルロ

2.ソーヴィニヨン・ブラン

3.カベルネ・ソーヴィニヨン

4.シャルドネ

 

6)AVA表示ワインにブドウ品種を表示する場合の規定について正しいものはどれでしょうか

1.同一年に収穫したブドウを80%以上使用する

2.同一年に収穫したブドウを90%以上使用する

3.同一年に収穫したブドウを95%以上使用する

4.同一年に収穫したブドウを100%使用する

 

7)アメリカのワインに単一ブドウ品種名を表示する場合の規定について正しいものはどれでしょうか

1.表示品種を70%以上使用する

2.表示品種を75%以上使用する

3.表示品種を80%以上使用する

4.表示品種を85%以上使用する

 

8)アメリカで禁酒法が施行された年はいつでしょうか

1.1910年

2.1920年

3.1935年

4.1945年

 

9)ロバートパーカー氏が1978年から発行したニュースレターは何というでしょうか

1.ワイン・アドヴォゲイト

2.ワイン・スペクター

3.ワイン・ニュースレター

4.ワイン・ニューカントリー

 

10)アメリカ独立宣言の年はいつでしょうか

1.1765年

2.1776年

3.1877年

4.1898年

 

11)アメリカ政府認定ブドウ栽培地域の管理機関はどれでしょうか

1.JRA

2.AVA

3.ADQ

4.TTB

 

12)ソノマ・カウンティに属するAVAは次のうちどれでしょうか

1.ロック・パイル

2.ヤキマ・ヴァレー

3.サンタクルーズ・マウンテン

4.モントレー

 

13)アメリカ国内でワイン需要が拡大した要因は次のどれでしょうか

1.第一次世界大戦の勃発

2.禁酒法の解禁

3.ゴールドラッシュ

4.ヨーロッパのフィロキセラ被害

 

14)1983年、ワシントン州で最初にAVA認定された産地はどれでしょうか

1.ヤキマ・ヴァレー

2.パソロブレス

3.ナチェス・ハイツ

4.ナイツ・ヴァレー

 

15)ラベルに「カリフォルニア」と表記する為には同州のブドウ使用比率の規定はどれか

1.同一年に収穫したブドウの85%以上を使用する

2.同一年に収穫したブドウの90%以上を使用する

3.同一年に収穫したブドウの95%以上を使用する

4.同一年に収穫したブドウの100%を使用する

 

16)アメリカとEUとのワイン通商に関する二国間協定で、アメリカ側に銘柄の使用禁止となった項目はどれでしょうか

1.セミジェネリック表記

2.メリテージ表記

3.エステードボトル表記

4.AVA表記

 

17)ソノマ・カウンティに属するするAVA産地はどれでしょうか

1.カリスト

2.ロシアン・リヴァーヴァレー

3.セントヘレナ

4.ラザフォード

 

18)1970年代にカリフォルニアで開発された、ワイン醸造設備とはどれでしょうか

1.自動圧搾機

2.温度管理可能なステンレス・スチールタンク

3.自動バトナージュ装置

4.自動ブレンド装置

 

19)ナパ、ソノマ、メンドシーノカウンティが属するカリフォルニア州のワイン生産地はどこでしょうか

1.ノース・コースト

2.セントラル・コースト

3.セントラル・ヴァレー

4.シエラ・フットヒル

 

20)1978年に誕生した、新旧世界最初のジョイント・ベンチャーワインとはどれでしょうか

1.グレース・ファミリー

2.ドミナス・エステート

3.オーパス・ワン

4.ケンゾー・エステー

 

21)ニューヨーク州の気候について正しいものはどれでしょうか

1.冬は寒さが厳しいが湖の周辺はやや温暖

2.東海岸で最も年間降水量が少ない

3.ハリケーンの襲来確率が最も少ない

4.年間を通して温暖でブドウ育成に向いている

 

22)オレゴン州の産地名をラベルに表記する際の規定はどれでしょうか

1.該当産地のブドウを最低85%使用する

2.該当産地のブドウを最低90%使用する

3.該当産地のブドウを最低95%使用する

4.該当産地のブドウを100%使用する

 

23)ヴァージニア州に関する記述で正しいものは次のどれでしょうか

1.アメリカ国内で最もピノ・ノワールの生産量が多い

2.アメリカでワイン生産が最も古い歴史を持つ

3.ワイン生産量はカリフォルニアに次ぐ第2位

4.アメリカ東部、ワシントンDCの近くに位置する

 

24)ナパカウンティに属するAVA産地はどれでしょうか

1.ダイヤモンド・マウンテンディストリクト

2.ロック・パイル

3.ナイツヴァレー

4.チョークヒル

 

25)オレゴン州ピノ・ノワールの父と呼ばれている人物は誰でしょうか

1.ジョン・シラー

2.ロバート・パーカー

3.ロバート・モンダヴィ

4.デイヴィッド・レッド

 

26)セントラルコーストに属するAVA産地はどれでしょうか

1.マウントハーラン

2.ドライクリークヴァレー

3.フォートロスシーヴュー

4.ロックパイ

 

27)カリフォルニア州のソノマ・カウンティで最初にブドウが植えられた場所はどこでしょうか

1.フォート・ロス

2.フォート・ノース

3.フォート・パース

4.フォート・カリフォルニア

 

28)オレゴン州で最大規模のAVA産地はどれでしょうか

1.ダンディーヒル

2.ウィラメット・ヴァレー

3.サウザン・オレゴン

4.アンプカ・ヴァレー

 

29)近代カリフォルニアワインの父と称される人物は誰でしょうか

1.フランシスコ・コッポラ

2.フィリップ・ド・ロズチャイルド

3.アンドレ・チェリチェフ

4.ロバート・モンダヴィ

 

30)「生産者元詰め」に相当する、アメリカのラベル表記はどれでしょうか

1.AVA

2.バラエタルブレンド

3.エステート・ボトル

4.メリテージ

 

31)カリフォルニア州のナパで新種のフィロキセラが発見された年はいつでしょうか

1.1965年

2.1983年

3.2005年

4.1976年

 

32)カリフォルニア州のナパで発見された新種のフィロキセラの名称はどれでしょうか

1.バイオタイプA

2.バイオタイプB

3.バイオタイプC

4.バイオタイプD

 

33)ワシントン州に関する記述で正しいものはどれでしょうか

1.カベルネ・ソーヴィニヨンの生産量が最も多い

2.フィロキセラの被害が今までにない

3.ピノ・ノワールの生産量が最も多い

4.アメリカで最初にワイン生産が始まった

 

34)世界的にもピノ・ノワールの評価が高い州はどれでしょうか

1.オレゴン州

2.ニューヨーク州

3.アイダホ州

4.カリフォルニア州

 

35)長いワイン造りの歴史があるが、現在ピアーズ病の被害が深刻な産地はどこでしょうか

1.セントラル・コースト

2.セントラル・ヴァレー

3.サウス・コースト

4.シエラ・フットヒル

 

36)ニューヨーク州で商業ベースで生産された最古の生産地区はどれでしょうか

1.フィンガー・レイクス

2.ハドソン・リヴァー・ヴァレー

3.ロング・アイランド

4.レイク・エリー

 

37)アメリカで生産量第一位の白ブドウ品種はどれでしょうか

1.セミヨン

2.ソーヴィニヨン・ブラン

3.フレンチ・コロンバード

4.シャルドネ

 

 

38)ニューヨーク州で州内の85%以上のワインを生産してるAVA産地はどれでしょうか

1.ロング・アイランド

2.カユガ・レイク

3.フィンガー・レイクス

4.セネカ・レイク

 

39)ヴァラエタル・ワインとはどのような意味でしょうか

1.ブレンドして造られたワイン

2.品種名表示のあるワインワイン

3.産地名表示のあるワイン

4.ヨーロッパ有名産地名を使用したワイン

 

40)オレゴン州アイダホ州にまたがるAVA産地はどれでしょうか

1.ローグ・ヴァレー

2.エルクトンオレゴン

3.コロンビア・コージ

4.アップルゲート・ヴァレー

 

2 ソムリエ試験対策問題アメリカ編解答

1)1、2)2、3)2、4)3、5)4、6)3、7)2、8)2、9)1、10)2、11)4、12)1、13)3、14)1、15)3、16)1、17)2、18)2、19)1、20)3、21)1、22)3、23)4、24)1、25)4、26)1、27)1、28)2、29)4、30)3、31)2、32)2、33)1、34)1、35)3、36)2、37)4、38)3、39)2、40)3

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮

 

今回は何割取れましたか⁉️

 

試験までには70〜80%の正解率をコンスタントに出せるよう繰り返し挑戦することが重要です😊

 

それでは合格目指して頑張ってください🈴

 

管理人 たきてん

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ソムリエ試験対策問題 スペイン編

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こんにちは、ソムリエたきてんです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回は スペイン編についての問題を出題したいと思います🍷

 

過去の試験出題傾向を考慮して出題していますのでかなり役に立つと思います☺️

 

是非参考にしてください❗️

 

それでは、チャレンジスタート🤩❗️

 

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1 ソムリエ試験対策問題集スペイン編

 

1)スペインでアイレンが最も多く栽培されている地域はどこでしょうか

1.カスティーリャラマンチャ

2.トロ

3.マラガ

4.リアスバイシャス

 

2)2018年の統計でスペインで最も栽培面積が大きいブドウ品種はどれでしょうか

1.アイレン

2.ビウラ

3.ボダル

4.テンプラニーニョ

 

3)古代ローマ人がスペインで本格的にワイン造りを開始した時期はいつでしょうか

1.BC400年頃

2.BC200年頃

3.AC200年頃

4.AC400年頃

 

4)2016年に認められたCAVAの新しい呼称の最低熟成期間はどれでしょうか

1.12ヶ月

2.26ヶ月

3.32ヶ月

4.36ヶ月

 

5)リオハの3地区のうち、高い酸度を持つ熟成向きの赤ワイン生産地区はどれでしょうか

1.リオハ・アラベサ

2.リオハ・デマンダ

3.リオハ・アルタ

4.リオハ・バハ

 

6)リオハ原産地呼称統制委員会が設立された年はいつでしょうか

1.1918年

2.1920年

3.1932年

4.1935年

 

7)カバのグラン・レゼルバにおける、瓶詰めから澱抜きまでの熟成期間の規定で正しいものはどれか

1.12ヶ月以上

2.20ヶ月以上

3.26ヶ月以上

4.30ヶ月以上

 

8)リオハを西から東へと流れる川の名称はどれでしょうか

1.ミーニョ川

2.エブロ川

3.リオハ川

4.ドゥエロ川

 

9)シェリーの主要品種はどれでしょうか

1.アイレン

2.パレリャーダ

3.パロミロ

4.ビウラ

 

10)テンプラニーニョのリベラ・デル・ドゥエロ地方でのシノムニはどれでしょうか

1.ウル・デ・リュブレ

2.ティンタ・デ・トロ

3.センシベル

4.ティント・フィノ

 

11)テンプラニーニョのカタルーニャでのシノムニはどれでしょうか

1.ウル・デ・リェブレ

2.ティント・フィノ

3.センシベル

4.ティンタ・デ・トロ

 

12)スペインでワイン法が制定された年はいつでしょうか

1.1930年

2.1932年

3.1935年

4.1938年

 

13)近年、プリオラートで注目されている黒ブドウ品種はどれでしょうか

1.カリニェナ

2.テンプラニーニョ

3.ボダル

4.ガルナッチャ・ティンタ

 

14)最高品質とされるピノ・デ・パゴ・カリフィカードに認定されたDOCはいくつあるでしょうか

1.0

2.2

3.4

4.5

 

15)テンプラニーニョのラ・マンチャでのシノムニはどれでしょうか

1.ティント・フィノ

2.ティンタ・デ・トロ

3.センシベル

4.ウル・デ・リュブレ

 

16)スペインでレコンキスタ(国土回復運動)が成就した年はいつでしょうか

1.1269年

2.1345年

3.1492年

4.1672年

 

17)19世紀後半にフィロキセラ被害でブドウ畑を失ったフランス人が押し寄せた産地はどこでしょうか

1.プリオラート

2.リオハ

3.リベラ・デル・デュエロ

4.ラ・マンチャ

 

18)リオハの赤ワイン生産率はどれでしょうか

1.約78%

2.約88%

3.約98%

4.100%

 

19)ナバーラ州で評価が高まり、高品質ワインの生産に使用されている黒ブドウはどれでしょうか

1.メンシア

2.テンプラニーニョ

3.カリニェナ

4.ガルナッチャ

 

20)デノミナシオン・オリヘン・カリフィーダに指定されている産地はどれでしょうか

1.リオハ

2.カタルーニャ

3.トロ

4.リベラ・デル・ドゥエロ

 

21)デノミナシオン・デ・オリヘンがデノミナシオン・オリヘン・カリフィーダに昇格申請可能になるのは何年後でしょうか

1.5年後

2.10年後

3.15年後

4.20年後

 

22)ワインの熟成期間表示について、ノーブレの名称を名乗るにはどのくらい熟成が必要でしょうか

1.6ヶ月

2.12ヶ月

3.18ヶ月

4.24ヶ月

 

23)アルバニーニョの栽培面積が96%を占める、ガリシア地方のD.O.はどれでしょうか

1.リアス・バイシャス

2.トロ

3.ラ・マンチャ

4.ペネデス

 

24)ガリシア州で、最南部に位置すD.Oはどれでしょうか

1.モンテレイ

2.リアス・バイシャス

3.リベリオ

4.プリオラート

 

25)ナバーラ州で再評価され、高品質ワインの生産に使用されているブドウ品種はどれでしょうか

1.メンシア

2.テンプラニーニョ

3.ガルナッチャ

4.カリニャン

 

26)カバの主要ブドウ品種で、ワインにフルーティな味と爽やかさをもたらす品種はどれでしょうか

1.パレリャーダ

2.センシベル

3.チャレロ

4.マカベオ

 

27)スペインの熟成表示「ビエホ」の記述で正しいものはどれでしょうか

1.最低24ヶ月熟成させ、太陽光や酸素や外気の高温などで酸化熟成したもの

2.最低36ヶ月熟成させ、太陽光や酸素や外気の高温などで酸化熟成したもの

3.オーク樽で最低12ヶ月熟成させたもの

4.オーク樽で最低18ヶ月熟成させたもの

 

28)リオハがD.O.Caに認定された年はいつでしょうか

1.1981年

2.1986年

3.1991年

4.1994年

 

29)スペインのEU加入年はいつでしょうか

1.1979年

2.1986年

3.1990年

4.1992年

 

30)スペインの熟成規定で、クリアンサについて正しいものはどれでしょうか

1.赤ワインは合計12ヶ月の熟成を経ていること

2.赤ワインは合計24ヶ月の熟成を経ていること

3.赤ワインは合計36ヶ月の熟成を経ていること

4.赤ワインは合計48ヶ月の熟成を経ていること

 

2 ソムリエ試験対策問題集スペイン編解答

 

1)1、2)1、3)2、4)4、5)3、6)3、7)4、8)2、9)3、10)4、11)1、12)2、13)1、14)1、15)3、16)3、17)2、18)2、19)4、20)1、21)2、22)3、23)1、24)1、25)3、26)4、27)2、28)3、29)2、30)2

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮

 

今回は何割取れましたか⁉️

 

試験までには70〜80%の正解率をコンスタントに出せるよう繰り返し挑戦することが重要です😊

 

それでは合格目指して頑張ってください🈴 管理人 たきてん

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フランスワインとイタリアンワインの違い

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こんにちは、ソムリエのたきてんです😊

 

今回はフランスワインとイタリアワインの違いについて解説してみたいと思います🍷

 

フランスワインはめちゃくちゃ高いものがありますが、イタリアワインはそこまで値段が高いワインはありません。

 

そちらも踏まえた上で、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩

 

1 フランスワインの特徴

 

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世界中で最も質の高いワインを生み出している国はフランスですが、フランスがワイン発祥の地という訳ではありません。

ワインの歴史はメソポタミアからはじまり、エジプト人フェニキア人、ギリシャ人、ローマ人へと伝わって1世紀にマルセイユに伝わりました。 
そのあと2世紀にボルドーブルゴーニュに、3世紀にはロワール、4世紀にシャンパーニュとゆっくりとフランス全土に広がっていきました。

 

フランス人はブランディングをする事が非常に上手で、皆様もご存知の高級バックなどもそのひとつです。

フランスでは商品の品質を高めて規制をかけてブランド化していく傾向があり、ワインも例外ではありませんでした。

ワインに規制をかけてどんどんブランド化していった結果、現在のような高級志向のワインが生まれていったのです。

フランスのワインは原産地呼称統制(AOC)によって、産地やブドウの品種、製法などが決められています。

市場に出回っているフランスのワインは、この厳しい基準を満たしたものです。

AOCとは、Appellation d'Origine Contrôlée (アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)の略称で、原産地呼称統制のことです。
フランスの数あるワイン産地には、生育されるブドウ品種の違いや、その地域での栽培方法、醸造方法など、産地ごとの独自スタイルがあります。

各産地の個性を活かしたワイン造りを守るための法的な規制がAOCです。

 

その他にも格付けシステムが存在し、ボルドー地方ではシャトー毎に、ブルゴーニュ地方では畑単位まで格付けをしています。

そして、テロワール主義といって極力自然のままにブドウの味を引き出す事に注意し、出来るだけ手を加えないようにワイン造りをするというこだわりぶりです。

 

こうしてフランスでは高品質なワインを生産し、ブランド化していったのがフランスワインの大きな特徴です。

価格は世界的に見てもかなり高いものが多数存在します。

 

 

2 イタリアワインの特徴

 

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全20州でワインが造られているイタリアでは、ヨーロッパ系の代表品種に加えてイタリアのみで造られている土着品種が多く、その味わいのファンも多いようです。

 

イタリアワインの歴史は古代ギリシャ人によってもたらされました。

紀元前12世紀以前には南イタリアやシシリアでワイン用のブドウ栽培が始まり、紀元前8世紀の古代ローマ時代には既に確立していたとされています。

その後、ローマ帝国の繁栄と共にワイン文化が栄え、現在のフランスやスペインなどのヨーロッパ地域に広がっていったとされています。

かつて古代ギリシャ人はイタリア半島を「エノトーア・テルス」(ワインを造る大地)と呼んだとされ、古代からイタリアがワイン造りに恵まれた風土であったことが記されています。


気候は温暖で日照時間も長いことからブドウが完熟しやすく、ブドウが育つ生育期にほとんど雨が降らないために病気に侵されることも少なく、湿気を嫌うブドウにとっても最適な環境です。

 

イタリアワインの格付けは2009年に更新され、保護原産地呼称ワイン(DOP)、地域特性表示ワイン(IGP)、地理的表示のないテーブルワイン(VdT)に三分類されています。

かつてDOCGとDOCという分類があったが、現在はDOPに括られています。

注目すべきは原産地呼称が導入された年です。

フランスでは1935年に導入されたのに対し、イタリアでは1963年に導入されました。

実に28年の開きがあるのです。

そしてイタリアの原産地呼称制度にはフランスのような厳格な格付けやテロワール主義はありません。

 

 

3 フランスワインとイタリアワインの違い

 

両国とも国内のほぼ全ての地域でワイン造りが行われていて、まさに世界を代表するワイン生産国です。

 

シンプルにワイン生産量だけでいえばイタリアは生産量世界一です。

しかも、歴史的に見てイタリアを経由してフランスにワインが伝わったのでイタリアが先輩的な立ち位置となります。

では、フランスワインとイタリアワインの違いとは何なのでしょうか。

それは「質にこだわったフランス」と「自由を追い求めたイタリア」という構図であると考えられます。

ワインをブランディングして質を上げて高級路線で攻めるフランスに対し、規則に縛られずにカジュアルにワインを楽しむ事を目的としたイタリアという特徴が大きな違いとなりました。

まさに国民性が出た結果と言えるでしょう。

しかし、近年イタリアでもフランスのワイン製法を取り入れた高品質ワインを生産しようとする動きがあります。

それを代表するのが「スーパータスカン」です。

 

4 イタリアワインの革命児「スーパータスカン

 

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スーパータスカンとは、わかりやすく説明すると『トスカーナで造られるワイン法に縛られない高品質のワイン』です。

ワイン法で定められた伝統品種を使うのではなく、カベルネソーヴィニヨンなどを使用した国際品種で本当に美味しいワインを造るのがスーパータスカンの基本姿勢です。

 

スーパータスカンの登場まで、イタリアワインの最高峰はD.O.C.G.ワインであり、ほとんどのワイン生産者がD.O.C.G.の認定を目指してワインを造っていました。

イタリアワインの規定は、その土地らしさが出ているワインを評価するため、D.O.C.G.に認定されるためには使用するブドウ品種は土着品種で熟成期間なども定められた範囲内でワイン造りを行わなければなりません。

これに対し、ブドウ品種や熟成期間などは定められた通りではないけれども世界的に見て品質がとても高いとされるワインがスーパータスカンです。

 

スーパータスカンは、今までのイタリアワインの規定にとらわれず可能な限り最高のワインを造り出そうとする新たなイタリアワインの挑戦でもあったのです。

 

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今回も最後までご覧いただきましてありがとうございます😊

 

イタリアワインの新しい挑戦に期待しながらイタリアワインを飲んでみようかと思います🍷

 

それでは、また次回〜🤗

 

シャンパン始まりの物語

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こんにちは、ソムリエのたきてんです☺️

 

今回はシャンパンの起源について解説していきたいと思います。

皆様ご存知かも知れませんがシャンパンの始まりには諸説ありますが、シャンパーニュ地方で本格的なスパークリングワインを開発したのは実はあの方だったのです!

 

それでは、今回も最後までごゆっくりとご覧ください🤩

 

 

シャンパンの起源はドン・ペリニョン


スパークリングワインのシャンパーニュを発明したのは、ベネディクト派の修道士でオーヴィレール大修道院醸造長であったピエール・ペリニョン(1668~1715 ドンペリニョン)であったとされています。(※諸説有り)

 そしてピエールペリニョンは盲目であったとされています。


ドン・ペリニヨン」今では誰もが聞いたことのあるシャンパンの銘柄ですが、実はフランス、シャンパーニュ地方オーヴィレール修道院の修道士であるドン・ピエール・ペリニヨンの名前から名付けられました。


17世紀頃、赤ワインの産地だったシャンパーニュ地方では樽に入れて保管されているワインに、ときおり泡が発生するのが悩みでした。

現在のような設備の無い時代で澄みきったワインを造り出すのは至難の業だったのです。

それ故にシャンパーニュ地方のワインは、スパークリングワインの形になる以前から微発泡性のワインだったとされています。


今のような温度管理ができない時代でした。

発酵が完全に完了する前に冬を迎えてしまい、酵母が活動を休止してしまいます。

春になって活動を再開しますが栓がされた樽のなかに生成された二酸化炭素が溶け込み、泡が発生してしまっていたのです。

今のようなきめ細やかな泡ではなく、雑味になるような後味の悪い泡でした。

修道院のワイン食料貯蔵庫長として、29歳で管理責任者となったドン・ペリニヨンも泡に悩まされている一人でした。

 

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画像出典:シャンパーニュ専門店「マチュザレム」

ドン・ペリニヨン Dom Perignon - シャンパーニュ専門店 マチュザレム

 

実は彼も泡のないワインをつくることに試行錯誤した人だったのです。

シャンパーニュ地方はパリの北東、北緯50度に位置しておりとても寒い地域です。

気候的に恵まれたブルゴーニュ地方には赤ワインでかなわないと思っていたドン・ペリニオンは白ワインを作りたいと考えました。

 

シャンパーニュ地方は赤ワインの産地なので、黒ぶどうのピノ・ノワールばかりです。

そこで彼は、黒ぶどうを軽くしぼることで、皮の赤い色が液体に入らないことを発見します。

そして黒ぶどうから白ワインを造ることで、泡は各段に少なくなったのです。

それでもまだ泡の無いワインを造り出すことは叶いません。

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画像出典:Premier Champagne

Premier Champagne: What is Riddling?

 

そのころガラス瓶が登場し始め、シャンパーニュ地方のワインを樽に入ったワインからガラス瓶に移し替えてイギリスに輸出するようになりました。 


そうすると、ドン・ペリニオンの思いに反して泡の入った白ワインの華やかさがイギリスの貴族階級の間でもてはやされるようになったのです。

「え、なんで?泡があったら良くないんじゃないの?」といった心境だったことでしょう。

現在のようなきめ細かな泡になるのはまだまだ先ですが、こうして現在のシャンパーニュの原型となるワインが偶然完成しました。

ワイン作りに大きく貢献した彼が他界した後、オーヴィレール修道院とぶどう畑をモエ・エ・シャンドン社が所有し、ドン・ペリニヨンの商標権を取得しました。


そして、ドン・ペリニヨンの名前を冠したシャンパーニュを世に出したのです。

ドン・ペリニヨンこそがシャンパンの起源であり、キング・オブ・シャンパンとして現在もその名を轟かせています。

 

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2お祝いの飲み物となったシャンパ

 

中世までキリスト教国ではブドウ栽培に携わるのは修道士とされておりワインは聖なるものとして、教会のミサにて供されました。


898年から1825年まで、フランス国王の戴冠式は、シャンパーニュ地方の中心都市ランスで執り行うのが慣例でした。

ノートルダムの鐘で有名なランス大聖堂で行われていたのです。

言い伝えによると、戴冠式後の祝宴では、シャンパーニュのワイン、つまりシャンパンが大いに供されたということです。

初期のころから、その味わいと繊細さが高く評価され、シャンパーニュ地方を訪れる国王にはワインが捧げられました。

そのような経緯で王侯貴族にシャンパンは瞬く間に普及していきます。


最高級の象徴であるシャンパーニュは、200年も前から各国の国王家の婚礼式典の場に必ず供されてきました。

1889年と1900年には、華々しい大舞台であるブリュッセルとパリの万博にも招かれ年を追うごとに特別なワインというイメージを確立してきましたのです。

今日では、特別な機会として華やかに演出したいイベントでは、シャンパーニュを開けるのが通例となっています。


特別な機会を祝うには、シャンパーニュを開けるのが習慣となりました。

スポーツ競技での勝利を祝うには、勝利者と観衆にシャンパーニュを惜しげなくふりまき、こうして魅惑のボトルを手にする姿が伝説のように人々の記憶に残ります。

現在、船の進水式ではシャンパンの瓶をぶつけて進水させます。

F1レースのエンディングではシャンパンファイトが行われます。

 

このように、シャンパンは思わぬ偶然の産物でありながら、現在ではお祝いのシーンでは欠かせない特別なワインとなったのです。

 

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今回も最後までご覧くださいましてありがとうございます😊

 

僕も大切な人の誕生日にはシャンパンで乾杯する様にしてみます🍾

 

皆様も機会があればシャンパンでお祝いしてみてください😊

 

 

新世界ワインの夜明け「パリスの審判」

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こんにちは、ソムリエのたきてんです😄

 

今回はカリフォルニアワインが世界的に注目される出来事となった「パリスの審判」について解説していきたいと思います❗️


今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩

 


1パリ・テイスティングの開催


アメリカ独立200周年記念にあたる1976年に、スティーブン・スパリエがワインをテーマにアメリカ独立記念を祝うイベントを企画しました。

彼は後に「アカデミー・デュ・ヴァン」という歴史あるワインスクールをパリで創設した人物です。


その企画内容とは、フランスのパリでアメリカとフランスのワインを比較テイスティングするといった内容でした。


そもそもの経緯としては、当時ワイン学校を営んでいたスティーブン・スパリエの元にパリ在住の米国人女性パトリシア・ギャラガーが参画した事が起因します。


彼女たちスティーブンの生徒は度々アメリカからカリフォルニアワインをお土産として持ってくる事があり、カリフォルニアにも素晴らしいワインがある事を知りました。


そして彼らはアメリカ独立200周年記念に合わせてワインでアメリカを祝うイベントを企画したのが「パリ・ティスティング」でした。


フランスのワイン業界において確固たる地位を築いていたスパリエの人脈から厳選されたフランスを代表するワイン業界人を審査員に迎え、米仏の赤ワインと白ワインを10本ずつブラインド形式でティスティングし採点するといった内容です。


また、赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン、白ワインはシャルドネで統一といったルールを採用し、パリのインターコンチネンタルホテルにて開催されました。

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画像出典:ワイン辞典

パリ・ティスティング-Judgement of Paris(1976年)・・・カリフォルニアワインの歴史


2カリフォルニアのラインナップ


カベルネ・ソーヴィニヨン

1)フリーマーク・アビー1969年

2)ハイツ・セラーズ19790年

3)マヤカマス1971年

4)リッジ・モンテベッロ1971年

5)クロ・デュ・ヴァル1972年

6)スタッグス・リープ1973年


シャルドネ

1)ヴィーダークレスト1972年

2)フリーマーク・アビー1972年

3)デヴィッド・ブルース1973年

4)スプリング・マウンテン1973年

5)シャローン1973年

6)モンテリーナ1973年

 


3フランスのラインナップ


カベルネ・ソーヴィニヨン

1)シャトー・オー・ブリオン1970年

2)シャトー・ムートン・ロートシルト1970年

3)シャトーモンローズ1970年

4)シャトー・レオヴィル・ラスカーズ1971年


シャルドネ

1)ピュリニー・モンラッシュ・ルフレーヴ1972年

2)ムルソー・シャルム・ルーロ1973年

3)バター・モンラッシェ・ラモネ1973年

4)ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ ジョセフ・ドルーアン1973年


一目瞭然でフランスワインの圧倒的なラインナップが目を惹きますね。

絶対に負けられないというフランス側のプライドが感じられる内容でした。

 


4驚きの審査発表


ブラインドテイスティングはセオリー通り白ワイン、赤ワインの順番で行われました。

当初は赤白両方の採点が終了してから結果を発表する予定でしたが、進行の遅れから先に採点が完了している白ワインから発表されました。

誰もが名だたるフランスワインのどれかが1位となることを予想していましたが、結果はなんとカリフォルニアの無名ワイン、シャトー・モンテリーナ1973年シャルドネだったのです。


会場はざわつき、審査員たちは戸惑いました。

この結果は審査員の能力が疑われる内容だったからです。


次の赤ワインの審査では同じ事が起こらないように慎重にテイスティングを行ったそうです。

まるで出来レースのようにメドック1級ワインが1位となることを目指して。


そして、またもや信じられない結末が待っていました。

審査員が1位に評価したのはカリフォルニアの無名ワイン、スタッグ・リープス1973年だったのです。


この出来事は「パリスの審判」と題して世界を各地へ知れ渡ることになりました。

「カリフォルニアワインがフランスワインに勝利した」


これまでのフランスワイン一強という概念が打ち崩され、カリフォルニアワインが注目される大きなきっかけとなったのです。


パリスの審判で上位にランクインしたカリフォルニアワインは即座に完売し、この時1位を獲得したワインの現物は現在もワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館に「Pride of America’n Wine(アメリカワインの誇り)」として収蔵されています。


そして、あまりにも衝撃的なこの出来事は後に映画化され、「ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡」としてリリースされました。


まさに新世界ワインの夜明けとなったのです。

 

① 1976年パリテイスティング順位(180点満点)

<白ワイン部門>

1位.(米) Chateau Montelena 1973 (132)
2位.(仏) Meurault Charmes Roulot 1973 (126.5)
3位.(米) Chalone Vineyards 1974 (121)
4位.(米) Spring Mountain 1973 (104)
5位.(仏) Beaune Clos des Mouche Joseph Drouhin 1973 (101)
6位.(米) Freemark Abbey 1972 (100)
7位.(仏) Batard Montrachet Ramonet 1973 (94)
8位.(仏) Puligny Montrachet Les Pucelles Leflaive 1972 (89)
9位.(米) Veedercrest 1972 (88)
10位.(米) David Bruce 1973 (42)

 

<赤ワイン部門>

1位.(米) Stag’s Leap Wine Cellars 1973 (127.5)
2位.(仏) Chateau Mouton Rothschild 1970 (126)
3位.(仏) Chateau Haut Brion 1970 (125.5)
4位.(仏) Chateau Montrose 1970 (122)
5位.(米) Ridge Monte Bello 1971 (105.5)
6位.(仏) Chateau Leoville Las Cases 1971 (97)
7位.(米) Mayacamas 1971 (89.5)
8位.(米) Clos Du Val 1972 (87.5)
9位.(米) Heitz Cellars 1970 (84.5)
10位.(米) Freemark Abbey 1969 (78)

 


5パリスの審判リターンマッチ


フランスのワイン業界関係者やマスコミは悔しくてしょうがありませんでした。

「カリフォルニアワインのエントリー数が多かった」「フランスワインは熟成してから真価を発揮する」などといったクレームをつけたのです。

このような異議申立てもあり、10年後の1986年ニューヨークで「パリスのしんぱん10周年企画」と題したリベンジマッチが開催されることになったのです。


ルールは赤ワインのみのブラインド形式テイスティングとなりましたが、10年前と同一のヴィンテージで対決という条件です。

審査員は米国のワイン業界関係者8名で行われました。


フランス側は今度こそは負けられません、意地とプライドをかけてこの勝負に挑みます。


果たして10年の熟成でフランスワインは真価を発揮してカリフォルニアワインに勝利する事が出来たのでしょうか。


結果は以下の通りです。

1位.(米) Clos Du Val 1972
2位.(米) Ridge Monte Bello 1971
3位.(仏) Chateau Montrose 1970
4位.(仏) Chateau Leoville Las Cases 1971
5位.(仏) Chateau Mouton Rothschild 1970
6位.(米) Stag’s Leap Wine Cellars 1973
7位.(米) Heitz Cellars 1970
8位.(米) Mayacamas 1971
9位.(仏) Chateau Haut Brion 1970


なんとまたしても1位を獲得したのはカリフォルニアワインでした。

しかも今回は1位、2位がカリフォルニアワインです。

これにはぐうの音も出ません。

この勝利によってカリフォルニアワインの地位はより高まり確固たるものになったのです。

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6あきらめないフランス


2006年「パリスの審判」から30年後にまたまた再戦する事が決まりました。

今回は英国ロンドンと米国ナパの2拠点同時開催で、審査員はワイン専門家9名、1976年に開催された際に審査対象になったワインと同一ヴィンテージで、赤ワインのみの熟成による評価対決というルールです。


主催者はロンドンではスパリアが、ナパではギャラガーが担当しました。

フランスボルドーの熟成は30年経過するとピークに差し掛かると考えられており、今回もどう考えてもフランス勢が圧倒的に優勢との見方でした。

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さて、注目の結果は以下の通りです。

1位.(米) Ridge Monte Bello 1971
2位.(米) Stag’s Leap Wine Cellars 1973
3位.(米) Heitz Cellars 1970
4位.(米) Mayacamas 1971
5位.(米) Clos Du Val 1972
6位.(仏) Chateau Mouton Rothschild 1970
7位.(仏) Chateau Montrose 1970
8位.(仏) Chateau Haut Brion 1970
9位.(仏) Chateau Leoville Las Cases 1971
10位.(米) Freemark Abbey 1969

 

今回はなんとカリフォルニアワインが1位から5位までを独占するという結果になったのです。


これにはフランス勢も空いた口が塞がりません、まさに茫然自失の状態です。

とどめが刺さりました。


注目すべきは2拠点とも1位のリッジ・モンテベロの評価点が圧倒的に高かったことです。

このフランスVSカリフォルニアの戦いにおいてカリフォルニアは3連勝を達成し、フランスがワイン最強という説を覆して世界各国のワインに目が向けられるようになったのでした。

 

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今回も最後までご覧くださいましてありがとうございます😊

 

カルフォルニアワインが何故高評価なのかがよくお分かりいただけたかと思います🍷

 

今後のワイン選びの参考にしてみて下さい❗️

ソムリエ試験対策問題 チリ 編

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こんにちは、ソムリエたきてんです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回は チリについての問題を出題したいと思います🍷

 

過去の試験出題傾向を考慮して出題していますのでかなり役に立つと思います☺️

 

是非参考にしてください❗️

 

それでは、チャレンジスタート🤩❗️

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1 ソムリエ試験対策問題チリ編

 

1)チリで最初にブドウ 畑を所有した人物はだれでしょうか

1.ジョン・シラー

2.アーサー・フィリップ

3.フランシスコ・デ・アギーレ

4.ヤン・ファン・リーベック

 

2)チリの原産地呼称ワインで単一品種を表示する場合の規定はどれでしょうか

1.当該品種の75%以上を使用

2.当該品種の80%以上を使用

3.当該品種の85%以上を使用

4.当該品種の100%を使用

 

3)チリで最も栽培面積が大きいブドウ 品種はどれでしょうか

1.シャルドネ

2.メルロ

3.シラー

4.カベルネ・ソーヴィニヨン

 

4)チリの国土の長さは何kmでしょうか

1.380km

2.430km

3.550km

4.620km

 

5)チリのワイン法の規定として正しいものはどれでしょうか

1.ヴィティス・ヴィニフェラの果汁を発酵させたものに限る

2.単一品種のみでワインを造らなければならない

3.ヴィティス・ラブラスカの果汁を発酵させたものに限る

4.ワインのアルコール度数は産地毎に統一しなければならない

 

6)1980〜1990年代にチリで不足していたブドウ 品種はどれでしょうか

1.シャルドネ

2.ソーヴィニヨン・ブラン

3.カベルネ・ソーヴィニョン

4.メルロ

 

7)チリのカルメネールについて正しいものはどれでしょうか

1.晩熟で気候変動に弱い品種

2.スペイン人宣教師がチリへ持ち込んだ

3.もともとチリに自生していた固有品種

4.20世紀後半までメルロと混同されていた

 

8)行政からパイス種の再生策を依頼された産地はどこでしょうか

1.マイポヴァレー

2.アコンカグアヴァレー

3.マウレヴァレー

4.イタタヴァレー

 

9)チリの気候に影響を与える南極から流れてくる海流の名前は何でしょうか

1.カナリー海流

2.フンボルト海流

3.黒潮

4.カルフォルニア海流

 

10)チリ最大のブドウ 産地はどこでしょうか

1.マウレヴァレー

2.コキンボ

3.マイポヴァレー

4.クリコヴァレー

 

11)チリに関する記述で正しいものはどれでしょうか

1.ワイン産地の標高が高いため、灌漑システムが必要

2.1818年にフランスから独立して建国された

3.ワインは輸出よりも自国内消費が圧倒的に多い

4.世界的に珍しくフィロキセラの被害を受けていない

 

12)チリの新しい原産地呼称で、2つの山脈の平地にあたる場所の呼称はどれでしょうか

1.Austral

2.Andes

3.Costa

4.Entre Cordilleras

 

13)フィロキセラ被害により、ヨーロッパからチリへ栽培家や醸造家が移住してきた時代はいつでしょうか

1.18世紀後半

2.19世紀前半

3.19世紀後半

4.20世紀前半

 

14)カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培比率が50%以上を占める産地はどこでしょうか

1.イタタヴァレー

2.クリコヴァレー

3.マイポヴァレー

4.マウレヴァレー

 

15)日本とチリの間でEPA経済連携協定)が結ばれた年はいつでしょうか

1.2010年

2.2012年

3.2014年

4.2016年

 

16)チリのワインラベルに「Casta」または「Andes」と表示する際の規定はどれでしょうか

1.該当産地のブドウを75%以上使用する

2.該当産地のブドウを85%以上使用する

3.該当産地のブドウ を95%以上使用する

4.該当産地のブドウを100%使用する

 

17)チリのワイン産地で、「南極」を意味するものはどれでしょうか

1.アイスランド

2.エントレ・コリュディレラス

3.コースタ

4.アウストラル

 

18)日本でのワイン輸入量で、チリがフランスを抜いて1位になった年はいつでしょうか

1.2000年

2.2007年

3.2013年

4.2015年

 

19)クリコ、マウレ、ビオビオ、イタタの非灌漑で栽培したパイスとサンソーに認められる呼称はどれでしょうか

1.セカノ・インテリオル

2.アウストラル

3.コースタ

4.アンデス

 

20)チリでの原産地呼称名はどれでしょうか

1.AOC

2.D.O

3.DOCG

4.GI

 

21)ブドウ成木の枝を土中に誘引し、発根したら切り離して新株を得る手法をなんというでしょうか

1.ペルゴラ

2.クローン・セレクション

3.アッサンブラージュ

4.プロヴィナージュ

 

22)チリのテーブルワインで、ラベル表示不可の項目はどれでしょうか

1.品種、添加物、産地

2.産地、品種、品質

3.収穫年、品種、アルコール度数

4.品種、品質、収穫年

 

23)チリ北部で生産されているマスカット系ブドウを主原料とした蒸留酒の名前は何でしょうか

1.ピスコ

2.ピノ

3.ピアノ

4.パピコ

 

24)コキンボ地方に属するワイン産地はどこでしょうか

1.アコンカグアヴァレー

2.エルキヴァレー

3.カサブランカヴァレー

4.マイポヴァレー

 

25)中部エリアに属するワイン産地はどこでしょうか

1.マイポヴァレー

2.ビオビオヴァレー

3.イタタヴァレー

4.チョアパヴァレー

 

26)標高の高い冷涼な気候で、シラーの栽培が盛んで近年ではペドロ・ヒメネスも増えている産地はどこでしょうか

1.リマリヴァレー

2.エルキヴァレー

3.ラペルヴァレー

4.コルチャグアヴァレー

 

27)白ワインの生産が盛んで近年ではソーヴィニヨン・ブランが増えてきているレイダヴァレーをサブリージョンに持つ産地はどこでしょうか

1.アコンカグアヴァレー

2.クリコヴァレー

3.サン・アントニオヴァレー

4.マイポヴァレー

 

28)チリでパイス種の栽培を成功させた産地はどこでしょうか

1.ラペルヴァレー

2.エルキヴァレー

3.マウレヴァレー

4.クリコヴァレー

 

29)チリで自然のままに任せて灌漑しない製法をなんというでしょうか

1.センター・ピボット

2.自然農法

3.バイオ・ダイナミクス

4.ドライ・ファーミング

 

30)チリで2009年に結成したカリニャンを主体とする団体名は何というでしょうか

1.EPA

2.SAG

3.ヴィーニョ

4.ベルデホ

 

2 ソムリエ試験対策問題チリ編解答

1)3、2)1、3)4、5)1、6)1、7)4、8)3、9)2、10)1、11)4、12)4、13)3、14)3、15)3、16)2、17)4、18)4、19)1、20)2、21)4、22)4、23)1、24)2、25)1、26)2、27)3、28)3、29)4、30)3

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮

 

今回は何割取れましたか⁉️

 

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ソムリエ試験対策問題 カナダ 編

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こんにちは、ソムリエたきてんです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回は カナダ 編 についての問題を出題したいと思います🍷

 

過去の試験出題傾向を考慮して出題していますのでかなり役に立つと思います☺️

 

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1 ソムリエ試験対策問題 カナダ 編

 

1)ヴィダル・ブランの交配品種はどれでしょうか

1.ユニ・ブラン×セイベル4968

2.ユニ・ブラン×ケルナー4968

3.ユニ・ブラン×セミヨン4986

4.ユニ・ブラン×セイベル4986

 

2)カナダのフレザー・ヴァレーの特徴はどれでしょうか

1.太平洋沿岸のバンクーバーの東に位置する

2.比較的温暖で赤ワインの生産が多い

3.地中海性気候でロゼワインの生産が多い

4.オンタリオ州の南に位置する

 

3)オンタリオ州に属するワイン産地はどれでしょうか

1.Fraser Valley

2.Vancouver Island

3.Lake Erie North Shore

4.Similkameen Valley

 

4)カナダで最大のブドウ 栽培面積の地区はどこでしょうか

1.Similkameen Valley

2.Okanagan Valley

3.Naiagara Escarpment

4.Naiagara Peninsula

 

5)カナダでもいくつかの州で禁酒法が施行されましたがその年はいつでしょうか

1.1901年

2.1916年

3.1921年

4.1935年

 

6)ブリティッシュコロンビア州に属するワイン産地はどれでしょうか

1.Similkameen Valley

2.Okanagan Valley

3.Naiagara Escarpment

4.Naiagara Peninsula

 

7)カナダのアイスワインの規定について正しいものはどれでしょうか

1.カナダ産のブドウのみを使用する

2.ブドウ収穫後1週間以内に醸造を始めなければならない

3.果汁糖度が低い場合は補糖して補って良い

4.樹上で凍ったブドウを外気温がマイナス8℃以下で収穫する

 

8)ブリティッシュ・コロンビア州最大のワイン産地はどれでしょうか

1.Similkameen Valley

2.Naiagara Escarpment

3.Naiagara Peninsula

4.Okanagan Valley

 

9)カナダのアイスワイン最大の生産地はどこでしょうか

1.オンタリオ州

2.ブリティシュ・コロンビア州

3.ケベック州

4.ノバスコシア州

 

10)カナダワインのラベル表記で、単一ブドウ 品種を表示する際の規定はどれでしょうか

1.表示ブドウ品種を75%以上使用する

2.表示ブドウ品種を85%以上使用する

3.表示ブドウ品種を90%以上使用する 

4.表示ブドウ 品種を100%使用する

 

11)カナダで最初にワイン造りを始めた年はいつでしょうか

1.1800年

2.1802年

3.1811年

4.1825年

 

12)カナダで最初にワイン造りを始めた人物は誰でしょうか

1.ヤン・ファン・リーベック

2.ジョン・シラー

3.アーサ・フィリップ

4.ジェームズ・バズビー

 

13)1988年にカナダに導入された、ブドウ 醸造業者資格同盟の略称はどれでしょうか

1.TBC

2.DOC

3.VQA

4.JSA

 

14)カナダでアイスワインが初めて造られた年はいつでしょうか

1.1945年

2.1967年

3.1976年

4.1984

 

15)カナダワインのラベルに「 Ontario」と表示する際の規定はどれでしょうか

1.オンタリオ州産のブドウを100%使用する

2.オンタリオ州産のブドウを95%使用する

3.オンタリオ州産のブドウを90%使用する

4.オンタリオ州産のブドウを85%使用する

 

16)カナダには2018年時点で何件のワイナリーが存在するでしょうか

1.450件以上

2.500件以上

3.550件以上

4.600件以上

 

17)カナダで原産地呼称制度が導入された年はいつでしょうか

1.1968年

2.1973年

3.1979年

4.1988年

 

18)VQA規定によるラベル表示にて、畑名を表示する場合はどれが正しいでしょうか

1.その畑のブドウを70%以上使用する 

2.その畑のブドウを80%以上使用する

3.その畑のブドウを90%以上使用する 

4.その畑のブドウを100%使用する

 

19)「Estate Bottled」と表記されたワインについて正しいものはどれでしょうか

1.オンタリオ州で造られる独特のボトルを使用してワイン

2.VQAが認定したワイン

3.カナダ産のブドウのみを100%使用して造られたワイン

4.特定栽培地域にあるワイナリーが管理しているブドウ のみで造られたワイン

 

20)ブリティッシュ・コロンビア州のワイン生産の特徴について正しいものはどれでしょうか

1.アイスワイン最大の生産地で非常に冷涼な産地である

2.小さな個人経営のワイナリーが多く、ハンドメイドでワインを醸造している

3.辛口のフォーティファイド・スパークリングワインが特産品

4.こだわり抜いたテロワールが特徴で、気候変動や土壌に細心の注意を払っている

 

2 ソムリエ試験対策問題 カナダ 編解答

1)4、2)1、3)3、4)4、5)2、6)1、7)4、8)4、9)1、10)2、11)3、12)2、13)3、14)4、15)1、16)3、17)4、18)4、19)4、20)2

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮

 

今回は何割取れましたか⁉️

 

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管理人 たきてん

 

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