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ソムリエ試験対策 第47回 英国 編

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こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回は 英国 について解説していきたいと思います🍷

 

重要な部分だけを抽出して記事にしていますので是非参考にしてください❗️

 

それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩 ※ブログ引越します→ http://takiten-blog.com/

 

 

 

イギリス

 

 

1 概論

ワイン造りの産地としてはあまり有名ではないイギリスですが、実は古くからワインが造られており、古い歴史をもっています。

古い文献によれば、イギリスでワイン造りが本格化したのは11世紀からです。

イングランド王ウイリアム1世がノルマン朝を開いた際、ヨーロッパ大陸からワイン造りに長けた聖職者を伴ったと言われています。

イギリスに移住した聖職者は、修道院でブドウを栽培し、ワイン造りを行いましたが、その後16世紀の宗教革命によってカトリック修道院や教会は解体されることになります。

これにともなってワイン造りも次第に廃れていき、イギリスのワイン産業は長い冬の時代を迎えます。

しかも気候的にも冷涼すぎるせいか、なかなかワイン産業が発展することはなく、代わりに中世から18世紀にかけてはボルドーポルトガルなどと親密な関係を結び他国からワインを取り寄せ消費していました。

イングリッシュ・スパークリングワインが話題に上るようになったのは今から10~20年前のごく最近のことです。

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2 重要歴史
1950年代

英国で商業的なワイン用ブドウ畑が相次いでつくられました。
1990年

共同組合が多く設立されるようになりました。

1997年

ワインの国際コンクールでイギリスのスパークリングワインが金賞に輝きました。
2011年

Walesウェールズ)が地域表示を保護されました。


3 主要品種と気候風土

近年はシャンパンでも用いられるシャルドネピノ・ノワールが主流となっています。

① 主要品種

1) 黒ブドウ
Pinot Noir
ピノ・ノワール
2) 白ブドウ
Chardonnay(生産量第1位)
シャルドネ

Bacchus
バッカス

Pinot Meunier 
ピノ・ムニエ

 

イングランドにおけるブドウ栽培面積

1) Kent  ケント:344(ha)
2) West Sussex   ウェスト・サセックス:296
3) Hants   ハンツ :235
4) East Sussex    イースト・サセックス:231
5) Surrey   サリー:132

 

③ 気候風土

北緯49~61度、ブドウ 栽培面積1839ha、海洋性温帯気候(メキシコ湾流の影響)です。
土壌は花崗岩、砂利、石灰岩、白亜、粘土などで、一部がシャンパーニュと同じ白亜質土壌で形成されており似たテロワールの要素をもっています。

 

4 ワイン法
原則としてEUワイン法は英国内にも適用されています。

2011年末に導入されたのは地理的表示保護P.G.Iと、原産地名称保護P.D.Oで、それぞれスティルワインとスパークリングワインに分けて要件を満たしたワインが認定されます。


① ワイン
英国で英国産ブドウのみを使用して造ったワインは「英国ワイン(Wine of United Kingdom )」と表示できます。


② P.G.I
イングランドまたはウェールズのいずれかで収穫したブドウのみ、または英国の他の地域で収穫されたブドウを15%まで加えて造ったワインです。
ALC8.5%〜15%まで、使用可能な品種のリストが定められている。
スパークリングワインについては伝統方式で、最低9ヶ月は滓と共に瓶内熟成される。ガス圧は3.5バール以上、最低ALC10%で、使用品種リストが定められています。


③ P.D.O
イングランドまたはウェールズで収穫されたブドウのみで造ったワインです。

ALC8.5%〜15%まで。使用品種リストが定められています。 
スパークリングワインについては伝統方式で、最低9ヶ月は滓と共に瓶内熟成されます。

ガス圧は3.5バール以上、最低ALC10%で、使用品種はシャルドネピノ・ノワールピノ・ノワール・プレコース、ピノ・ムニエピノ・ブラン、ピノ・グリです。


④ 伝統的表現として認められている呼称
輸入ブドウや濃縮ブドウ果汁などを原料にして英国で造られた酒類を指し、一般的に価格・品質とも水準は低いです。
残糖分やALC度数が高めの「ブリティッシュシェリー」と呼ばれるスタイルを②や③と混同しないよう注意します。

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮

 

今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊

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次回は スロヴェニア🇸🇮 について解説していきたいと思います⭐️

 

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それでは合格目指して頑張ってください🈴

管理人 しんのすけ

※ブログ引越します→ http://takiten-blog.com/ #ソムリエ#ワイン#ソムリエ資格#資格取得 #飲食店#ワインエキスパート