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ソムリエ試験対策 第55回 テイスティング 〜テイスティングコメント味わい編〜

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こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回は テイスティング コメント 〜味わい編〜 について解説していきたいと思います🍷

 

重要な部分だけを抽出して記事にしていますので是非参考にしてください❗️

 

それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩 ※ブログ引越します→ https://takiten-blog.com/

 

 

テイスティングコメント 〜 味わい編 〜

 

1 アタック

アタックとはワインを口に含んだときの含んだときの第一印象のことを言います。

できる限り口の中をニュートラルな状態にしておくことが大切です。

口に含む量はティースプーン半分程度が良いとされますが自分に合った量で構いません。

一口目はアルコールに口を慣らす役割で、二口目から印象を集中してとっていきます。

ワインを口に含んだ状態で鼻から息を抜きます。

そのアルコール分の「熱さ」の度合いでアルコールの強さを測ります。

コメントの項目は「軽い」「やや軽い」「やや強い」「強い」「インパクトのある」の5つです。

 

1)白ワインの場合

軽めの白:やや軽い

重めの白:やや強い

軽めとは見た目に淡く、味わいは爽やかでフレッシュな印象のワインです。

重めとは見た目に色が濃く、味わいは濃厚で熟成を感じるワインです。

分からない時は「やや軽い」を推奨します。

 

2)赤ワインの場合

軽めの赤:やや軽い

重めの赤:やや強い

こちらも判断の仕方は白ワインと同じです。

 

2 甘味

甘味とはワインを口に含んだときの甘さ度合いを言います。

糖分をアルコールに変換させて量が多いほど辛口(ドライ)になっていきます。

産地的にも冷涼=甘味が低い、温暖=甘味が高いという傾向があります。

また、甘さの度合いの他に滑らかさ、粘性、厚み、余韻の長さという要素を含んでいるので、その特徴も捉えることがポイントです。

コメントの項目は「弱い」「まろやかな」「豊かな」「残糖がある」の4つです。

「弱い」はシャープな風味の辛口ワイン

「まろやかな」はまろやかな風味が感じられる辛口ワイン

「豊かな」はまろやかな風味が強く感じられる辛口ワイン

「残糖がある」は本当に甘く、国際的には中辛口・甘口に分類されるワインです。

 

1)白ワインの場合

軽めの辛口白:弱い

重めの辛口白:まろやか

甘口の白:残糖がある

 

2)赤ワインの場合

軽めの赤:まろやかな

重めの赤:豊かな

 

白・赤ともに分からない時は「まろやかな」を推奨します。

 

3 酸味

ワインは基本的に酸を多く含む飲み物です。

ブドウ 由来は酒石酸、リンゴ酸、クエン酸で、発酵由来はコハク酸クエン酸、貴腐ブドウ はグルコン酸、ガラクチュロー酸などが含まれ味わいに大きな影響を与えています。

① 白ワインの酸味について

コメントの項目は「キメ細かい」「やさしい」「爽やかな」「しっかりとした」「力強い」の5つです。

軽めの白:爽やかな

重めの白:やさしい

判断できないときは軽めのワインが出題傾向にあるので「爽やかな」を推奨します。

 

② 赤ワインの酸味について

コメントの項目は「キメ細かい」「やさしい」「円みのある」「なめらかな」「爽やかな」「シャープな」「力強い」の7つです。

基本的には基準となる「なめらかな」を推奨します。

2つ選択するときはそのワインの状態をよく観察して判断しましょう。

 

4 苦味

ワインの苦味とは一般的に心地よい苦味を指します。

その苦味はブドウ の果梗か皮、種の部分から抽出されます。

基本的には苦味と渋みは合わさって感じられることが多いです。

酸味が強いと苦味は目立たず弱いと感じます。

① 白ワインの苦味について

コメント項目は「控えめ」「穏やかな」「コク(深み)を与える」「旨味をともなった」「強い(突出した)」です。

品種を問わず「穏やかな」を選択する事を推奨します。

苦味をほとんど感じなかった場合は「控えめ」を推奨します。

 

5 タンニン分(渋み)について※赤ワインのみ

ワインの味わいの表現で渋みは収斂性といわれます。

渋みの基は主にタンニンという成分で、コメントの際に濃縮感のあるワインを表現する時に使用されます。

 

1)タンニンの強弱について

コメント項目は「サラサラとした」「緻密」「力強い」「収斂性のある」です。

こちらはそのワインの個性を捉えて判断します。

軽めの淡い赤ワインなら「サラサラとした」「緻密」を、重めの濃いワインなら「力強い」を推奨します。

<滑らかなタンニン>

ピノ・ノワール、メルロ、サンジョヴェーゼ、ガメイ、グルナッシュ、テンプラニーニョ、マスカットベーリーA、モンテプルチアーノ、など

<収斂するタンニン>

カベルネソーヴィニヨン、シラー(ズ)、ネッビオーロカベルネフラン、マルベック(コト・タナ)、ムールヴェドル、アリアーニコ、など

 

2)タンニンの性質について

コメント項目は「ヴィロードのような」「シルキーな」「溶け込んだ」です。

こちらもそのワインの個性を捉えて判断しましょう。

 

タンニン分では2つコメント選択を求められる場合は強弱+性質といった形で 回答します。

 

6 バランス

① 白ワインのバランス

白ワインのバランスとは甘みと酸味のバランスを意味します。

その相互作用によって選択コメントを判断しましょう。

・甘み強い×酸味強い=「豊潤な」「厚みのある」「力強い」

・甘み強い×酸味弱い=「まろやかな」「スムースな」「ねっとりとした」

・甘み弱い×酸味弱い=「フラットな」「コンパクトな」

・甘み弱い×酸味強い=「スリムな」「溌剌とした」「ドライな」

・甘み中間×酸味中間=「バランスが良い

 

② 赤ワインのバランス

赤ワインのバランスとは甘みと酸味と渋みのバランスを意味します。

その相互作用によって選択コメントを判断しましょう。

・甘み強い×酸味弱い×渋み強い=「豊潤な」「肉厚な」「力強い」

・甘み強い×酸味強い×渋み弱い=「流れるような」

・甘み弱い×酸味強い×渋み強い=「スマートな」「骨格のしっかりとした」「固い」

・甘み中間×酸味中間×渋み中間=「バランスが良い」

 

7 アルコール

コメントは「控えめ」「やや軽め」「中程度」「やや強め」「強い、熱さを感じる」です。

白ワインでは基本「中程度」で構わないと思いますが、実際口に含んでみて上下1コメントの調整をしましょう。

赤ワインの場合は基本「やや強め」で構わないと思いますが、実際口に含んでみて上下1コメントの調整をしましょう。

 

8 余韻

飲み込んでから味わいが時間とともに消えて、最後にアルコールの感覚が消えるまでを余韻といいます。

これが長ければ長いほど凝縮感がありしっかりとした酒質ということになります。

しかし、口に含む量が必要以上に多いと余韻が長くなってしまうので注意しましょう。

<余韻が長い理由>

暖かい産地、樽からの個性、ワインの凝縮度合い、ヴィンテージによるもの、製造法などが推察されます。

逆に余韻が短いということは冷涼産地で酸が強い、またはあまり良い収穫年ではなかった、早飲みワインなどが推察されます。

コメントは「短い」「やや短い」「やや長い」「長い」です。

 

① 白ワインの場合

白ワインの余韻はそのワインの重厚感に由来します。

軽めの白だと思ったら「やや短い」を、重めの白だと思ったら「やや長い」を推奨します。

 

②赤ワインの場合

赤ワインでも白ワインと同様に判断しましょう。

軽めの赤だと思ったら「やや短い」を重めの赤だと思ったら「やや長い」を推奨します。

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮

 

今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつテイスティング のトレーニングをしてみてください😊

 

次回は テイスティング コメント〜評価編〜について解説していきたいと思います⭐️

 

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それでは合格目指して頑張ってください🈴

管理人 しんのすけ

※ブログ引越します→ http://takiten-blog.com/ #ソムリエ#ワイン#ソムリエ資格#資格取得 #飲食店#ワインエキスパート