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ソムリエ試験対策 第30回 フランス 〜 ジュラ・サヴォワ編 〜

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こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回は フランス🇫🇷 〜ジュラ・サヴォア地方〜 について解説していきたいと思います🍷

 

赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️

 

それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩

 

ジュラ・サヴォワ地方

 


スイスとの国境を接する山間部地方で、ぶどう畑はジュラ高原の麓に広がっています。

黄ワインと藁ワインという特殊なワインが造られています。

 

アルコール発酵の原理を解明したルイ・パストゥール所縁の地区でもあります。

 

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出典:フランスワイン辞典

フランスワイン産地「ジュラ(Jura)の概要とそのAOCワイン」・・・フランスワイン事典


1  ジュラの特殊なワイン

 

① ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)

 樽にワインを満量入れずに熟成させます。

産膜酵母による皮膜がワイン表面に形成され、この膜はフルール・デュ・ヴァンと呼ばれます。

ワインは徐々に黄色になり、くるみやノワゼット(ヘーゼルナッツ)、アマンド・グリエなどの香ばしい風味が生じます。

 

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※産膜酵母の様子※

出典:ワインノーブル

産膜酵母 – Wine Noble


1) ヴァン・ジョーヌの規制

品種:サヴァニャン、ナチュレのみ
禁止事項:ウイヤージュ(補酒)、スーティラージュ(滓引き)禁止
熟成期間:6年間(60ヶ月)以上
瓶詰め:クラブラン620mlのボトルに入れる

 

② ヴァン・ド・パイユ

収穫したぶどうを藁や簀の子の上、または天上に吊るして最低6週間乾燥させます。(パスリヤージュ)

ローヌ地方のエルミタージュでも少量生産されています。


1) ヴァン・ド・パイユの規制

熟成期間:圧搾した日から3年間は販売不可。このうち18ヶ月は木樽で熟成義務です。
瓶詰め:Pots(ポ 375ml)のボトルに入れます。

 

2  ジュラ地方のAOC

AOCの数は全部で7つあります。

グランクリュ、プルミエクリュはありません。

 

① ジュラ地方のAOC

1) コート・デュ・ジュラ

ヴァン・ジョーヌはサヴァニャン100%
2) アルボワ
ヴァン・ジョーヌはサヴァニャン100%
3) アルボワ・ピュピュヤン
ピョピョヤン村で造られたアルボワはアルボワ・ピョピョヤンを名乗れるます。
4) シャトー・シャロン
サヴァニャン100%、ヴァン・ジョーヌだけを生産しています。
5) レトワール
ヴァン・ジョーヌはサヴァニャン100%
6) クレマン・デュ・ジュラ
ティラージュ後9ヶ月熟成義務、12ヶ月以上で販売可能です。
7) マクヴァン・デュ・ジュラ
アルコール16~22度、樽で1年以上熟成義務です。

 

② ジュラ地方のポイント

サヴァニャン100%使用のヴァン・ジョーヌだけを生産しているのはシャトー・シャロンです。

 

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出典:フランスワイン辞典

フランスワイン産地「ジュラ(Jura)の概要とそのAOCワイン」・・・フランスワイン事典


サヴォワ地方のAOC

 生産されるワインのほとんどが白ワインです。AOC数は全部で16つ。

 

サヴォワ地方のAOC

1) セセル
ぶどうはアルテッス種のみ
2) セセル・モレット
モレット
3) セセル・ムスー
発泡ワイン
4) ヴァン・ド・サヴォワ

ヴァン・ド・サヴォワ+村名(16)

5) ヴァン・ド・サヴォワ・ムスー
発泡ワイン
6) ヴァン・ド・サヴォワ・ペティヤン
発泡ワイン
7) ルーセット・ド・サヴォワ

ルーセット・ド・サヴォワ+村名(4)

8) ピュジェ

9) ピュジェ・マニクル
シャルドネが主要品種です。
10) ピュジェ・モンタニウ

11) ピジュ・セルドン・メトード・アンセストラル
発泡ワイン
12) ルーセット・ド・ピュジェ

13) ルーセット・ド・ピュジェ・モンタニウ

14) ルーセット・ド・ピュジェ・ヴィリウ・ル・グラン

 

サヴォア地方のポイント

AOCセセルは白のみでアルテッス種を使用しています。

 

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出典:フランスワイン辞典

フランスワイン産地「ジュラ(Jura)の概要とそのAOCワイン」・・・フランスワイン事典

 

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮

 

今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊

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次回は フランス 〜コート・デュ・ローヌ地方〜 について解説していきたいと思います⭐️

 

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それでは合格目指して頑張ってください🈴

 

管理人 しんのすけ

 

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ソムリエ試験対策 第29回 フランス 〜 アルザス・ロレーヌ編 〜

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こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回は フランス🇫🇷 アルザス・ロレーヌ地方 について解説していきたいと思います🍷

 

赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️

 

それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩

 

 

アルザス・ロレーヌ地方

 


フランス北東部の地方で、アルザス地方の東側にはライン川が流れ、西側にはヴォージュ山脈が南北に連なっています。

降雨量はフランスで最も少なく年間降雨量500~600mmです。

日照量が多く乾燥した半大陸性気候です。

単一品種から造られることが多く、品種名をラベルに併記するのが一般的です。

 


1 主な品種

 ① 黒ぶどう:ピノ・ノワール

 ② 白ぶどう:リースリング(生産量最多)、ゲヴュルツトラミネル、ピノ・グリ、ミュスカ/ミュスカ・タルザス、ピノ・ブラン(クレヴネル)

 


2 アルザス地方のAOC

AOCアルザス・ヴァン・ダルザス
生産可能色:赤、白、ロゼ
単一品種の場合は品種名を併記します。

複数の品種をブレンドした場合はエーデルツヴィッカーやジャンティを併記することができます。


AOCアルザス・グラン・クリュ
生産可能色:白
51のグランクリュがあります。

ぶどうは手摘みが義務で、51番目のリューディはケフェルコプフです。

リースリング、ゲヴュルツトラミネル、ピノ・グリ、ミュスカの中の一つの品種使用が原則です。(リューディとは特級小地区)

Zotzenbergで使用が認められていない品種はミュスカとピノブランです。

例外的にシルバーナーの使用が認められています。


AOC:クレマン・ダルザス
生産可能色:発泡ロゼ、発泡白
ロゼはピノ・ノワールのみです。

瓶内二次発酵方式、ティラージュ後9ヶ月以上熟成します。

アルザスワインの生産量の21%を占めます。


AOC:コート・ド・トゥール(ロレーヌ地方)
生産可能色:赤、グリ、白
赤:ピノ・ノワール、グリ:ピノ・ノワールとガメイをブレンドします。

白:オーセロワ、オーバン。
モーゼル(ロレーヌ地方)
赤、白、ロゼ
赤:ピノ・ノワール100%、ロゼ:ピノ・ノワール70%以上、白:ミュラートラガル、ピノ・グリ

 

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引用元:フランスワイン辞典

「アルザスワイン街道」-フランスワイン事典

 

3 遅摘みワインと粒選り摘み貴腐ワイン

 

 遅摘みワイン:ヴァンダンジュ・タルディブと粒選り摘み貴腐ワイン:セレクション・ド・グラン・ノーブルは上質指定4種類の中の一つの品種を使用します。

ぶどうは手摘みが義務です。

果汁の糖分最低含有量が定められています。

 

① 糖分最低含有量


品種名:リースリング/ミュスカ
ヴァンダンジュ・タルディブ(遅摘み)

235g/ℓ
セレクション・ド・グラン・ノーブル(貴腐ブドウ)
276g/ℓ

品種名:ゲヴュルツトラミネル/ピノ・グリ

ヴァンダンジュ・タルディブ(遅摘み)

257g/ℓ

セレクション・ド・グラン・ノーブル(貴腐ブドウ)
306g/ℓ

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮

 

今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊

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ソムリエ試験対策 第28回 フランス 〜 シャンパーニュ 編 〜

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こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回はシャンパーニュ地方 について解説していきたいと思います🍷

 

赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️

 

それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩

 

シャンパーニュ 地方

 

フランス北西部に位置するスパークリングワイン最大の生産地です。

各製造元がその個性を華やかに競いあっています。

 

 

1 生産地区
1)モンターニュ・ド・ランス
ランス郊外の丘陵地で、黒ぶどうが多く栽培されている。ピノ・ノワールが多く植えられています。

 

2) ヴァレード・ラ・マルヌ地区
マルヌ河沿いの生産地で、黒ぶどうが多く栽培されています。

ムニエが多く植えられています。

 

3) コート・デ・ブラン地区
エペルネ南方の丘陵地で、白ぶどうが多く栽培されています。

シャルドネが多く栽培されています。

 

4) コート・ド・セザンヌ地区
Suzanne村周辺地区です。

 

5) コート・デ・バール地区
Rileys リセ村はこの地区に位置します。

 

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引用元:フランスワイン辞典

「フランスワイン産地ーシャンパーニュ(Champagne)」・・・フランスワイン事典

 

2 シャンパーニュ 地方のAOC

シャンパーニュは品種、畑、収穫年、のアサンブラージュ(組み合わせ)によって製造されるのが一般的です。

そのためにAOCはタイプ別に大きく区切る程度で、産地全体は3つしかありません。
スパークリングワインの代名詞「シャンパン」が生産量の大半を占めるますが、スティルワインのAOCも2つ存在します。

 

シャンパーニュAOC

1) シャンパーニュ
タイプ:発泡酒
生産可能色:ロゼ、白
主要品種:ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ


2) コトー・シャンプノア
タイプ:スティル
生産可能色:赤、ロゼ、白
主要品種:ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ


3) ロゼ・デ・リゼ
タイプ:スティル
生産可能色:ロゼ
主要品種:ピノ・ノワール100%

 

 

3 村の格付け
シャンパーニュ地方では各コミューン(村)が80〜100%の21段階に格付けされています。

格付け100%のコミューンをグラン・クリュと呼び、主要地区に17存在しています。
グラン・クリュと表示されているシャンパーニュは格付け100%のコミューンのぶどうだけで造ったものです。
90〜99%に査定されたコミューンはプルミエ・クリュであり、42存在しています。

 

① 格付け100%のコミューン(村):グラン・クリュ17個

 

1) モンターニュ・ド・ランス地区
グランクリュ 数:9つ
Ambonnay(アンボネー)、Mailly(マイィ)、Louvois(ルーボワ)、Beaumont-sur-Vesle(ボーモン・シュル・ヴェスル)、Bouzy(ブジ)、Sillery(シユリ)、Verzy(ヴェルジ)、Verzenay(ヴェルズネー)、 Puisieulx(ピュイジュー)


2) ヴァレー・ド・ラ・マルヌ地区
グランクリュ 数:2つ
Ay(アィ)、Tours-sur-Marne(トゥール・シュル・マルヌ)


3) コート・デ・ブラン地区
グランクリュ 数:6つ
Alize(アヴィズ)、Oger(オジェ)、Le Mesnil-sur-Oger(ル・メニル・シュル・オジェ)、Oily(ワリ) Chouilly(シュイィ)、Cramant(クラマン)

 

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引用元:シャンパン大学

シャンパンとは?シャンパン大学

 

4 製造工程
シャンパーニュの製造工程は複雑で、独自の作業が多くあります。


1)収穫:ヴァンダンジュ
機械による収穫は禁止で、全て手摘みによる収穫が原則です。


2)圧搾:プレスラージュ
1回目の搾汁は「ラ・キュベ」、2回目の搾汁は「プルミエール・タイユ」と呼ばれています。


3)一次発酵:プルミエール・フェルマンタシオン
やや低めのアルコール度数にします。


4)調合:アサンブラージュ
Vins de Reserve(前年までの収穫のもので貯蔵してあるワイン)をブレンドし、味わいのバランスを整えます。


5)瓶詰め:ティラージュ
ワイン+ショ糖(24g/ℓ)+酵母を添加、王冠を打栓します。


6)滓と共に熟成:マシェラセオン・シュル・リー
ノンミレジメは最低15ヶ月以上、ミレジメは最低3年以上熟成させます。


7)倒立:ミズ・シュル・ポワント
ピュピュトル(滓下げ台)に瓶口を下にして並べます。


8)動瓶:ルミュアージュ
5〜6週間、瓶を1/8回転ずつ両手で左右に揺らしながら回し、瓶の側面についた滓を瓶口に集めます。


9)滓抜き:デコルジュマン
瓶口をマイナス20℃の塩化カルシウム水溶液につけ、滓を凍らせて取り除きます。


10)門出のリキュール添加:ドザージュ
目減り分をリキュール(ワイン+糖分)で補います。


11)打栓:プシャージュ
12)ラベル貼り:エティクタージュ

 

以上がシャンパーニュ の製造過程となります。

 


5 シャンパーニュの規定

 

① 搾汁率

1) 圧搾1回目

搾汁の名称:ラ・キュベ(テート・ド・キュベ)

搾汁量:ぶどう4000kgから果汁2050ℓまで


2) 圧搾2回目

搾汁の名称:プルミエール・タイユ

搾汁量:さらに500ℓまで

 

搾汁量はぶどう4000kgから果汁2550ℓまでとなっています。

 

② 名称に関する規定

1) ノン・ミレジメ
ティラージュ後15ヶ月間以上のシャンパーニュ です。


2) ミレジメ
ティラージュ後3年以上、ボトルに記載された収穫年のルタン・コオペラトゥール
栽培家の協同組合が製造。 

 

3) シャンパーニュグランクリュ
格付け100%のクリュのぶどうだけで造ったシャンパーニュです。


4) シャンパーニュ・プルミエクリュ
格付け90%以上のクリュのぶどうだけで造ったシャンパーニュです。

 

③ 生産会社の業態
1) ネゴシアン・マニピュラン
主にぶどうを購入して製造し、大規模な会社が多いです。


2) レコルタン・マニピュラン
自社畑のぶどうで製造し、小規模な会社が多いです。

 

3) コオペラティヴ・マニピュラシオン
生産者の協同組合が製造しています。

 

4)  ソシエテ・ド・レコルタン
同族の栽培家によって構成される会社が製造しています。


5) マルク・ダシュトゥール
買い手が所有する銘柄で、ホテルやレストランが生産者に委託しプライベートブランドとして製造しています。

 

④ 使用ブドウによる名称

1) ブラン・ド・ブラン
白ぶどう(シャルドネ)だけで造った白のシャンパーニュです。


2) ブラン・ド・ノワール
黒ぶどう(ピノ・ノワール、ムニエ)だけで造った白のシャンパーニュです。

単独でも両方使用のどちらでも良いです。


3) ロゼ
白ワインと赤ワインをブレンドして造られます。

セニエによって造られる高級品もある。

 

⑥ Champagneの甘辛度表示

1) Extra brut=エクストラ ブリュット
残糖分量:0-6 g/L

 

2) Brut=ブリュット
残糖分量:12g/L未満


3) Extra dry=エクストラ ドライ
残糖分量:12-17 g/L


4) Sec=セッコ
残糖分量:17-32 g/L


5) Demi-sec=ドミ セッコ
残糖分量:32-50 g/L


6) Doux =ドゥー
残糖分量:50 g/L

 

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管理人 しんのすけ

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ソムリエ試験対策 第27回 フランス 〜 ブルゴーニュ編 〜

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こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️

 

いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 

今回は フランス🇫🇷 ブルゴーニュ地方について解説していきたいと思います🍷

 

赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️

 

それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩

 

 

 

ブルゴーニュ地方

 

ブルゴーニュ地方にはAOCが非常に多く存在し、特にコート・ドール(黄金丘陵)地域のAOCは最高級ワインです。

ぶどう栽培面積は約5万haで、ボージョレ地区が半分を占め、気候は大陸性気候となります。

 

1 主なぶどう品種
黒ぶどう:ほぼピノ・ノワールボージョレ地区のみガメイ)
白ぶどう:ほぼシャルドネ(一部アリゴテ)

ブルゴーニュワインの特徴としてはボルドーワインとは対照的に他の品種をブレンドせず一つの品種のみを使用したワイン造りを行うところです。(単一品種)

つまり、ほとんどのブルゴーニュの黒ワインはピノ・ノワール、白ワインはシャルドネで造られています。

 

2 生産地区

① 生産地区の位置関係と主要品種や土壌について

1)ヨンヌ県
地区名:シャブリ、グラン・オーセロワ
土壌:白亜質(キンメリジャン)
主要品種:シャルドネ


2)コート・ドール県
地区名:コート・ド・ニュイ
土壌:石灰質
主要品種:赤・ピノ・ノワール、白・シャルドネ


地区名:コート・ド・ボーヌ
土壌:石灰、泥灰岩質
主要品種:赤・ピノ・ノワール、白・シャルドネ


3)ソーヌ・ロワール県
地区名:コート・シャロネーズ
土壌:粘土石灰質
主要品種:赤・ピノ・ノワール、白・シャルドネ


地区名:マコネ
土壌:褐色石灰質、カルシウム質
主要品種:赤・ガメイ、白・シャルドネ


4)ローヌ県
地区名:ボージョレ
土壌:北部のクリュ・デュ・ボージョレ地区は花崗岩
主要品種:ガメイ

 

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「引用元:ワインショップバーガンディ」

ワイン通販のブルゴーニュワインショップバーガンディ

 

3 AOCの階層構造

AOCの階級構造


1)レ・ザペラシオン・グラン・クリュ (特級畑)

グラン・クリュ畑名がそのままAOCとなり、村名を付記しません。  
AOCの数は33(コート・ドール32、シャブリ1)で、全体からの生産比率は約1.5%と極めて少ないです。
AOCロマネ・コンティ、エシェゾーなど

 

2)レ・ザペラシオン・プルミエ・クリュ(一級畑)

プルミエ・クリュ畑名の前に村名を付記します。
AOCの数は 3)と合わせて44で、全体からの生産比率は約47.5%です。
AOC =ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショなど


3)レ・ザペラシオン・コミュナル(村名)

格付けされていない畑名を付記することが可能です。

AOCの数は 2)と合わせて44で、全体からの生産比率は約47.5%です。
AOC =ヴォーヌ・ロマネ、ヴォーヌ・ロマネ・レ・ラヴィオールなど


4)レ・ザペラシオン・レジョナル(地方名)

ブルゴーニュ地方を付記することが可能です。
AOCの数は23で、全体からの生産比率は51%です。
AOCブルゴーニュ

 

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4 シャブリ、グラン・オーセロワ地区のAOC 


ブルゴーニュ地方最北部の地区でほとんどが白ワインが生産されています。
シャブリはワインの品種によって4段階のAOCに分類されていて、これらの中でAOCシャブリが面積最大、生産量最大となります。
シャブリ地区の南西にはグラン・オーセロワ地区があり、イランシー、サン・ブリがあります。

 

①シャブリ地区のグランクリュは全て白、7つまとめて1つのグランクリュです。
ラベルの表示が認められている特級畑7つ+非公式畑1つ
ブーグロ、ムートンヌ(非公式畑)、ヴォルデージール、グルヌイユ(面積最小)、ヴァルミュール、レ・クロ(面積最大)、ブランショ

 

②グラン・オーセロワ地区のグランクリュは2つ
イランシー(赤ワインのみ)、サンブリ(白ワインのみ、ソーヴィニヨンブラン主体)

 

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「引用元:ワインショップバーガンディ」

ワイン通販のブルゴーニュワインショップバーガンディ

 

5 コート・ド・ニュイ地区のAOC
コート・ド・ニュイ地区のワインの90%が赤ワインです。

 

① コート・ド・ニュイ地区のグランクリュ

1) ジュブレ・シャンベルタン村

Gevrey-Chambertin

生産可能色:赤のみ

コート・ド・ニュイ地区で栽培面積最大です。
グランクリュの数は9つ
•マジ・シャンベルタン
•リュショット・シャンベルタン
•シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(シャンベルタンを名乗れる)
•シャンベルタン(一番格上の特級畑)
•シャペル・シャンベルタン
•シャルム・シャンベルタン
•グリオット・シャンベルタン
•マゾワイエール・シャンベルタン(シャルム・シャンベルタンを名乗れる)
•ラトリシエール・シャンベルタン

 

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「引用元:ENOTECA

ジュヴレ・シャンベルタン - 銘醸地ブルゴーニュめぐり | エノテカ - ワイン通販


2) モレ・サン・ドゥニ

Morley-saint-Denis

生産可能色:赤、白
グランクリュの数は5つ
•クロ・ド・ラ・ロッシュ(面積最大)
•クロ・サン・ドゥニ
•クロ・デ・ランブレ
•クロ・ド・タール
•ボンヌ・マーヌ(シャンボール・ミュズニュイにまたがるので一部)


3) シャンボール・ミュズニュイ

Chambolle-Musigny

生産可能色:赤のみ
グランクリュの数は2つ
•ボンヌ・マーヌ(一部)
•ミュズニュイ

 

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「引用元:ENOTECA

シャンボール・ミュジニー - 銘醸地ブルゴーニュめぐり | エノテカ - ワイン通販


4) ヴィージョ

Vougeot

生産可能色:赤、白
グランクリュの数は1つ

•クロ・ド・ヴィージョ


5) フランジェ・エシェゾー

Flagella-Echezeaux

生産可能色:赤のみ
グランクリュの数は2つ
•エシェゾー
•グラン・エシェゾー


6) ヴォーヌ・ロマネ

Vosne-Romanee

生産可能色:赤のみ

グランクリュの数は6つ

•リシュブール
•ロマネ・サン・ヴィヴィアン
•ラ・ロマネ
ロマネ・コンティ
•ラ・グランド・リュ
•ラ・ターシュ

 

f:id:takiten:20191022181717j:image

 

「引用元:ENOTECA

ヴォーヌ・ロマネ - 銘醸地ブルゴーニュめぐり | エノテカ - ワイン通販


7)ニョイ・サン・ジョルジュ

Niitsu-Saint-Georges

生産可能色:赤、白

グランクリュの数:無し

 

② コート・ド・ニュイ地区のポイント
・生産可能色が赤のみの村名AOCはジュブレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュズニュイ、ヴォーヌ・ロマネの3つで他は赤と白です。
・グラン・クリュは赤のみが基本です。
・マルサネ、マルサネ・ロゼ、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュにはプルミエクリュがありません。
・ロゼはマルサネ・ロゼのみです。
・ボンヌ・マールはモレ・サン・ドゥニ村とシャンボール・ミュズニュイ村にまたがって存在しています。
・Musignyは赤白生産可能です。

 

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「引用元:ワインショップバーガンディ様」

ワイン通販のブルゴーニュワインショップバーガンディ


6 コート・ド・ボーヌ地区のAOC


世界最高峰の白ワイン「モンラッシェ」を産出する地区です。

コート・ド・ボーヌ地区における白のグランクリュはほとんどこの地区に集中しています。

 

 

① コート・ド・ボーヌ地区のグランクリュ

1)ぺルナン・ヴェルジュレ

Pernand-Vergelesses

生産可能色:赤、白
グランクリュの数:3つ
•コルトン
•コルトン・シャルルマーニュ
シャルルマーニュ


2)アロース•コルトン

Alone-Corton

生産可能色:赤、白
グランクリュの数:3つ
•コルトン
•コルトン・シャルルマーニュ
シャルルマーニュ


3)ラドワ・セリニィ

Ladoix-Serrigny

生産可能色:赤、白
グランクリュの数2つ
•コルトン
•コルトン・シャルルマーニュ

 

ぺルナン・ヴェルジュレス村とアロース•コルトン村とラドワ•セリニ村は通称「コルトンの丘」と呼ばれる逆お碗型の丘にあり、畑がそれぞれの村にまたがって存在します。

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「引用元:ちゃ〜さんのワインを知ったかぶる日記」

ちゃ~さんのワインを知ったかぶる日記 : 6. ブルゴーニュ地方-2


4)ピュリニ・モンラッシュ

Puligny-Montrachet

生産可能色:赤、白
グランクリュの数4つ
•モンラッシェ
•バタール・モンラッシェ
シュヴァリエ・モンラッシェ
•ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ


5)シャサーニュ・モンラッシェ

Chassagne-Montrachet

生産可能色:赤、白
グランクリュの数:3つ
•モンラッシェ
•バタール・モンラッシェ
•クリオ・バタール・モンラッシェ

 

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「引用元:ENOTECA

ピュリニー・モンラッシェ - 銘醸地ブルゴーニュめぐり | エノテカ - ワイン通販

 

② コート・ド・ボーヌ地区のポイント
・モンラッシェは2つの村に2つのグランクリュがまたがっています。
・生産可能色が赤のみのAOCはポマール、ヴォルネ、ブラニの3つで、他は赤、白。
グランクリュの生産可能色は白のみが基本です。
・ショレ・レ・ボーヌ村、サン・ロマン村にはプルミエクリュがありません。
・ブラ二イは赤のみ、ムルソーは赤白生産可能。

 

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「引用元:ワインショップバーガンディ」

ワイン通販のブルゴーニュワインショップバーガンディ

 

7 コート・シャロネーズ地区のAOC


フルーティーで軽やか、コストパフォーマンスのよい赤60%・白40%をワインを産する地区です。

グランクリュはありません。

 

① コート・シャロネーズ地区のAOC

1)ブローズン地区

村名AOC:ブローズン(アリゴテ100%)

生産可能色:白


2)リュリ地区

村名AOC:リュリ

生産可能色:赤、白

村名AOC:リュリ・プルミエクリュ

生産可能色:赤、白

 

3)メルキュレ地区

村名AOC:メルキュレ

生産可能色:赤、白
村名AOC:メルキュレ・プルミエクリュ

生産可能色:赤、白


4)ジブリ地区

村名AOCジブリ

生産可能色:赤、白

村名AOCジブリ・プルミエクリュ

生産可能色:赤、白


5)モンタニ地区

村名AOC:モンタニ

生産可能色:白

村名AOC:モンタニ・プルミエクリュ

生産可能色:白

 

② コート・シャロネーズ地区のポイント
・メルキュレが面積、生産量共に最大です。

 

f:id:takiten:20191022174829g:image

「引用元:フランスワイン辞典」

フランスワインとその産地のすべて「フランスワイン事典」

 

8 マコネ地区のAOC


渇色石灰質、カルシウム質などの多様な土壌でシャルドネに最適です。

爽やかでフルーティ、コストパフォーマンスの良い白ワインを産する地区です。

 

① マコネ地区のAOC

1)マコン地区

村名AOC:マコン+村名、

生産可能色:赤、ロゼ、白

村名AOC:マコン・ヴィラージュ

生産可能色:赤、ロゼ、白

村名AOC:ヴィレ・クレッセ

生産可能色:白

村名AOC:サン・ヴェラン

生産可能色:白

村名AOC:プイイ・フィッセ

生産可能色:白

村名AOC:プイイ・ロシェ

生産可能色:白

村名AOC:プイイ・ヴァンセル

生産可能色:白

 

f:id:takiten:20191022174725g:image

「引用元:フランスワイン辞典」

フランスワインとその産地のすべて「フランスワイン事典」

 

② マコネ地区のポイント
・マコネ地区のAOCのうち、マコン・ヴィラージュが面積、生産量が最大です。

 

9 ボージョレ地区のAOC


ガメイ種から造られるフレッシュ&フルティーな赤ワインを生産する地区です。

北部は花崗岩土壌で良質の10のクリュ・デュ・ボージョレが生産されています。

ちなみに日本はボージョレの最大輸出国です。

 

ボージョレ地区のAOC

1)地区名AOCボージョレ

生産可能色:赤、ロゼ、白

 

2)地区名AOCボージョレ・スュペリュール

生産可能色:赤

 

村名AOCボージョレ・ヴィラージュ/ボージョレ+村名(全色AOC

生産可能色:赤、ロゼ、白

村名AOC:サン・タルーム  (以下クリュ・デュ・ボージョレ)

生産可能色:赤

村名AOC:ジュリエナス

生産可能色:赤

村名AOC:シェナス

生産可能色:赤

村名AOC:ムーラン・ア・ヴァン

生産可能色:赤

村名AOCフルーリー

生産可能色:赤

村名AOC:シルーブル

生産可能色:赤

村名AOC:モルゴン

生産可能色:赤

村名AOC:レニエ

生産可能色:赤

村名AOC:ブルイィ

生産可能色:赤

村名AOC:コート・ド・ブルイィ

生産可能色:赤

 

ボージョレ地区のポイント
ボージョレ・スュペリュールとクリュ・デュ・ボージョレは生産可能色は赤のみです。
・ブルイィが面積最大、シェナスが面積最小です。

 

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「引用元:フランスワイン辞典」

フランスワインとその産地のすべて「フランスワイン事典」

 

10 その他のAOC
コトー・デュ・リヨネが地方AOC、生産可能色は赤、白、ロゼです。

 

11 ブルゴーニュの広域AOC
赤・白・ロゼ・クレレ・発泡と多様なワインが生産されています。

 

ブルゴーニュの広域AOC

1) ブルゴーニュ地方AOC

ブルゴーニュ(全色AOC

生産可能色:赤、ロゼ、白

ブルゴーニュ・ガメイ (2011年認定)

生産可能色:赤

ブルゴーニュ・パス・トゥー・グラン

生産可能色:赤、ロゼ

ブルゴーニュ・アリゴテ

生産可能色:白

ブルゴーニュ・トネール

生産可能色:白

•コトー・ブルギヨン(全色AOC、2011年認定)

生産可能色:赤、ロゼ、白

•クレマン・ド・ブルゴーニュ(発泡)

生産可能色:ロゼ、白

 

2) オーセロワ地域の地方AOC
ブルゴーニュ・コート・ドセール

生産可能色:赤、ロゼ、白


3) オート・コート・ド・ニュイ地域の地方AOC
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ

生産可能色:赤、ロゼ、白


4) オート・コート・ド・ボーヌ地域の地方AOC
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ(全色AOC

生産可能色:赤、ロゼ、白

 

5) コート・シャロネーズ地域の地方AOC
ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ

生産可能色:赤、ロゼ、白

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます❗️

 

今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊

 

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次回は シャンパーニュ地方 について解説していきたいと思います🍾

 

この記事が良かったなと思って頂けたらシェアをお願いします🙇‍♂️

 

それでは合格目指して頑張ってください!

 

管理人 しんのすけ

 

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ソムリエ試験対策 第26回 フランス 〜 ボルドー地方重要シャトーパート2 編 〜

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こんにちは、ソムリエのしんのすけです❗️

 


いつもご覧くださいましてありがとうこざいます☺️

 


今回は ボルドー地方重要シャトー パート 2 、ソーテルヌ地区、グラーブ地区、サンテミリオン地区、ポムロール地区について解説していきたいと思います🍷


それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩

 

 

ボルドー地方重要シャトー

 

1.ソーテルヌ地区

世界で最も素晴らしい甘口のワインを産する地区が「ソーテルヌ地区」です。

生まれるワインは、白ワイン用品種のセミヨン種を主体に、酸味のバランスを整える為ソーヴィニヨン・ブラン種をブレンドして醸されますが、この原料の葡萄に自然の作用が加わる事によって素晴らしい甘口のワインになり得るのです。

シロン川が、緩やかで水温が高めの暖かいジロンド川に合流する付近では、朝霧が発生しやすくなります。

この霧の影響を受けてセミヨン種に貴腐菌が付着し、貴腐ぶどううを育てる条件となるのです。

 

① ソーテルヌ特1級格付けシャトー(1シャトー)

1) AOC:Sauternes
コミューン:Sauternes
名称:Chateau d’yquem

ディケイム

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シャトーディケムの造る貴腐ワインは世界最高のワインと称される極上の逸品です。

最良のブドウと究極のこだわりをもって造られる至高の味わいは、世界中から高い賞賛を受けています。

ちなみに貴腐ワインとは、貴腐菌が付着して糖度が高くなった白ブドウ品種で造られる極甘口の白ワインのことです。

黄金色で甘美な香りと濃厚な甘みが特徴の高貴なワインで、シャトーディケムはその最高の造り手とされています。

 

② ソーテルヌ1級格付けシャトー(11シャトー)

1) AOC:Barsac
コミューン:Barsac
名称:Chateau Climens
クリマン

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1855年のソーテルヌ&バルサック地区の格付けでは1級に輝き、現在もディケムに次ぐ高い評価を受けています。

原料となるブドウは、現在ではセミヨン種100%で、この地区では、酸味のバランスのためにソーヴィニヨン・ブラン種を混醸するのが一般的なのですがクリマンスでは、“年月の経過によりアロマを失いやすい”という理由から使用していません。


2) AOC:Barsac

コミューン:Barsac
名称:Chateau Coutet
クーテ

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バルサックで最大かつ代表的なシャトーでもあり、エレガンスとバランスの取れた甘さを持つ模範的なワインを造っています。

 

3) AOC:Sauternes
コミューン:Sauternes
名称:Chateau Guirand 
ギロー

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ギローは、1855年メドックとソーテルヌで1級に格付されたシャトーの中で初の有機認証を取得したシャトーとして知られています。

 

4) AOC:Sauternes
コミューン:Preignac
名称:Chateau Suduiraut
スュデュイロー

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1992年大手保険会社アクサ社がこのシャトーを買収したことで有名です。

支配人ピエール・モンテギュは「スデュイローはソーテルヌの中で最も隣のバルサック的なワインである」と言われています。

 

5) AOC:Sauternes
コミューン:Fargues
名称:Chateau Rieussec
リューセック

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所有者が度々変わりながらも常に高い評価を得てきましたが、1971年アルベール・ヴェイエール氏がオーナーになってから、品質が大幅に改善されてきました。

さらに、1984年にラフィットを所有するドメーヌ・ド・バロン・ロートシルトがオーナーとなってからは、一切の妥協を許さない最高のワイン作りがされ、より厳格な取組みがなされています。

 

 

6) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau La Tour Blanche
ラ・トゥール・ブランシェ

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現在所有者がフランスの農業省という珍しいシャトーです。

国が所有してから評価は低迷していましたが、ジャン ピエール ジョスラン氏が監督者になり、ワイン造りは大きく変わりました。

 

7)  AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau de Rayne Vigneau
ド・レイヌ・ヴィーニョ

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1635年、ボルドーきっての名門ポンタック家、ガブリエル・ド・ヴィニョー卿によって創設されたソーテルヌを見下ろす丘にあるシャトーです。

その後、一族がシャトーを守り抜きますが、1834年カトリーヌ・ド・レイヌ女史がシャトーを取得しました。


8) AOC:Sauternes

コミューン:Bommes
名称:Chateau Rabaud Promis
ラボー・プロミ

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古くはおなじソーテルヌ一級格付けのシガラ・ラボーと、ひとつのシャトーだった歴史を持つワインです。

1980年代半ばまでは、ソーテルヌ地区の甘口ワインの中では、あまり評価の高い作り手とはいえませんでしたがその後改善されました。

 

9) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau Sigalas Rabaud
シガラ・ラボー

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シャトー・シガラ・ラボーの名前は、1660年以前にこのシャトーを所有していたラボー家と1864年にシャトーを購入したシガラ家に由来しています。

 

10) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau Clos Haut-Peyraguey
クロ・オー・ペラゲ

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ペラゲというのは岬の意味で、ファースト・ヴィンテージは1618年で、すでに400年もワイン造りを続けています。
類まれなテロワールと希少条件、先祖代々受け継いだノウハウ、そして陽の光とシロン川の霧がシンフォニーを奏で、黄金色のワインに注がれています。

 

11) AOC:Sauternes
コミューン:Bommes
名称:Chateau Lafaurie-Peyraguey
ラフォリ・ペラゲ

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スペイン王アルフォンソ12世は、シャトー・ラフォリ・ペラゲを愛飲し、1858年には高額で樽ごと購入したほどです。

 

 

2.グラーブ地区

1937年にAOC認定されたボルドー地方にあるワイン生産地域です。

メドック地区が有名になる18世紀以前はグラーヴ地区のワインが圧倒的に人気を博していました。

このAOCの指定地域内には43ヶ村が含まれます。
ボルドーワインのAOCとしては珍しく、赤のみでなく辛口白や甘口白も生産しており、一つのシャトーが赤白ともに生産しているケースがあります。

 

① グラーブ1級格付けシャトー(16シャトー)

1) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Pessac

生産可能色:赤
名称:Chateau Haut-Brion
オーブリオン (メドック格付け1級でもある)

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五大シャトーのなかで唯一グラーヴ地区から選ばれたオー・ブリオン。

ボディが厚く、タイト。ポテンシャルが十分に発揮されるまでに長期熟成を要する伝統的な造りは、押し出しの強いラ・ミッションと対照的です。

 

2) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Pessac

生産可能色:赤
名称:Chateau Pape-Clement
パブ・クレマン

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13世紀からの歴史を持つ、 ペサック・レオニャンを代表する格付けシャトー。

ふくよかな果実味を感じる骨太なスタイルのワインです。

 

3) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan

生産可能色:赤
名称:Chateau de Fieuzal
ド・フィーザル

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ボルドーワイン発祥の地とも言われる、 300年もの歴史のある名門シャトー。

優雅な肉付きの良い味わいが特徴です。

 

4) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Martillac

生産可能色:赤
名称:Chateau Smith-Haut-Lafitte 
スミス・オー・ラフィット

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ボルドー市長であり熱心な葡萄栽培家兼ワイン生産者であったデュフル=デュベルジェ氏は、1842年彼の母からシャトー・スミス・オー・ラフィットを相続し、このワインに特級の格付けをもたらしました。

 

5) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Talence

生産可能色:赤
名称:Chateau La Tour-Haut-Brion
ラトゥール・オーブリオン

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特有のスタイルで多くのワイン愛好家を魅了し続け、 2005年に統合され消滅してしまったシャトーです。

成熟したグラーヴの味わいを存分に楽しめるワインです。

 

6) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan

生産可能色:赤
名称:Chateau Haut-Bailly
オー・バイィ

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オー・バイィの畑は、最高のテロワールであると称賛されており、さらに79年以降のさまざまな改革がさらなる進化を加速させ現在に至ります。

 

7) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Talence

生産可能色:赤
名称:Chateau La Mission-Haut-Brion
ラ・ミッション・オーブリオン

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道1本をはさんでオー・ブリオンと向かい合い、ヴィンテージによってはオー・ブリオンを超えることもしばしばある兄弟にしてライバルであるシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン。

女性的と言われるオー・ブリオンに対し、ラ・ミッションは味わいが力強く重い男性的なスタイルです。

 

8) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan

生産可能色:赤、白
名称:Domaine de Chevalier
ドメーヌ・ド・シュバリエ

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シュヴァリエは木々に囲まれた小さな畑を持つち、自身をシャトーと呼ばないボルドーにおける数少ない主要な敷地の一つです。

 

9) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Martillac

生産可能色:赤、白
名称:Chateau Latour-Martillac
ラトゥール・マルティヤック

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シャトー ラトゥール マルティヤックは、グラーヴの格付けで赤ワイン、白ワイン、両方とも格付けされているシャトーです。

もとはシャトーラトゥールと呼ばれていましたが、ポイヤックの1級シャトーと被っていたため所在地にちなんだマルティヤックに変更されました。

 

10) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan

生産可能色:赤、白
名称:Chateau Malartic-Lagraviere
マラルティック・ラグラヴィエール

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かつてはシャトー・ラグラヴィエールを名乗っていましたが18世紀後期、所有者がマラルティック家に変更になり、ワイン名はこれ以降マラルティック・ラグラヴィエールと名乗るようになりました。

 

11) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan

生産可能色:赤、白
名称:Chateau Carbonnieux
カルボニュー

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ボルドー市街地からほど近くに位置しているシャトー・カルボニューは、グラーヴ地区の中でも最も規模の大きなシャトーとして、また景観の美しいシャトーとして知られています。

 

12) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Cadaujac

生産可能色:赤、白
名称:Chateau Bouscaut
ブスコー

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シャトー・ブスコーの白ワインはとても評価が高く、その全てが樽による熟成が行われています。

グリル(焼いた)のアロマを持ち、他の格付け白ワインからも一線を画しており、その卓越性はワインに複雑味を与え、とても魅力的なワインになっています。

 

13) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Leognan

生産可能色:赤、白
名称:Chateau Olivier
オリヴィエ

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このシャトーは他のシャトーと比べても多くの所有者の変更があり、そのためなかなかワインの方向性の定まらない運命をたどります。

1982年以降、醸造責任者が直接シャトーに住み込み、シャトー元詰めをするようになってからようやく上向いた経緯があります。

 

14) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Villenave-d’Ornon

生産可能色:白
名称:Chateau Couhihs
クーアン

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フランス国立農業研究所が手掛ける、 フレッシュかつ優雅なスタイルの格付け白ワインです。

 

15) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Villenave-d’Ornon

生産可能色:白
名称:Chateau Couhins-Lurton
クーアン・リュルトン

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グラーヴで格付けされているシャトー・クーアンの一区画をアンドレ・リュルトンが手に入れ、そこでアンドレ・リュルトンにより作られているワインがシャトー・クーアン・リュルトンです。

 

16) AOC:Pessac-Leognan
コミューン:Talence

生産可能色:白
名称:Chateau Laville Haut-Brion
ラヴィル・オーブリオン

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セミヨン主体の辛口白ワインはフランスを代表するワインの一つであり、これら要素を十二分に備えたワインが「ボルドー地方の白ワイン」の頂点に位置するペサック・レオニャンの白です。

そしてその中でも、シャトー・オー・ブリオン・ブランと並び頂点に君臨するのが、このシャトー・ラヴィル・オー・ブリオンなのです。

 

3.サンテミリオン地区

サンテミリオン(ST-EMILION)は、フランス南西部にあたるリブルネ地域の中心部にある地区です。

ボルドー地方の中でも高級赤ワインの産地として知られており、格式の高いワインが造られています。

1999年に世界で初めてワイン産地として世界遺産に登録されました。

ボルドー右岸を代表するワイン産地で、左岸のメドックと双璧をなす高級赤ワインの産地です。

 

① プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA(4シャトー)

1) AOC:Saint-Émilion

名称:Chateau Ausone 
シャトー・オーゾンヌ

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シャトー・オーゾンヌは、サン・テミリオンの中で、たった4つのシャトーにのみ許された最高の栄冠、「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第1特別級A)を獲得した別格扱いのシャトーです。
5大シャトーにペトリュス、シュヴァル・ブラン、オーゾンヌを加えたボルドー8大シャトーに数えられ、多くのファンを魅了し続けています。

 

2) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Cheval Blanc
シャトー・シュヴァルブラン

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カベルネ・フランを多く使用したことによって現れる、コクと力強い味わいがこのシャトーの真骨頂。 さらにポムロルのレヴァンジルやコンセイヤントと溝一つの距離のため、 ポムロルに近い、リッチでねっとりとした酒質です。

 

3) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Angelus
シャトー・アンジェリュス(2012年昇格)

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教会で鳴らされる祈りの鐘”という意味の名前を持つシャトー・アンジェリュス。

その畑はサンテミリオンの丘の最も下部(ピエと呼ばれ“足”を意味する)にあり、ちょうどサンテミリオンで有名な“粘土質石灰岩”の土壌と、砂や砂利が多く含まれる土壌の、2つの場所に畑を所有しています。

 

4) AOC:Saint-Émilion

名称:Chateau Pavi
シャトー・パヴィ (2012年昇格)

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シャトー・パヴィは、1998年を境として、ワインのスタイルを完全に一変させたシャトーです。

それ以前は非常に伝統的なスタイルのワインを作っていたのですが、一挙にモダンなスタイルのワインへと変化させてきました。

 

② プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB(14シャトー)

 

1) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Beausejour
シャトー・ボーセジュール

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シャトーカノンやボーセジュール・ベコなどに囲まれた、サンテミリオン村西側の斜面に畑を持つシャトー・ボーセジュール。

この一帯に1級シャトーが集まっていることからも、畑のポテンシャルの高さは間違いないところです。

 

2) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Beau-Sejour Becot 
シャトー・ボーセジュール・ベコ

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上質なブドウを生み出すことで知られている“サンテミリオンの丘”の上という素晴らしい場所にブドウ畑を所有する1級シャトーです。

80年代半ばからワインの品質が大幅に向上し、現在では「他のサンテミリオン1級シャトーと比較しても上位に入る」と評されるほど、実力をつけてきています。

 

3)  AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Belair-Monange 
シャトー・べレール・モナンジュ

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サンテミリオン第1特別級Bの格付けを持つシャトー・べレール・モナンジュ。

以前はただのシャトー・ベレールという名称でしたが、ムエックス社の所有となった2008年のヴィンテージから、現在の名称に変更されています。

 

4) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Canon 
シャトー・カノン

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1760年、フランスの海軍に属していたジャック・カノン氏がこの土地を購入しました。
ここがブドウ栽培に適していることを見抜き、当時ブドウ以外に植えられていた穀物などを抜き取り、 全てブドウに植え替えたのがシャトー・カノンの始まりです。

 

5)  AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Canon La Gaffeliere
シャトー・カノンラバフリエール

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カノン・ラ・ガフリエールは、ステファン・フォン・ナイベルグ伯爵の壮大な構想のもとに、多大な情熱を持って最高の品質を追求し、ワインを造り上げています。

 

6) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Figeac 
シャトー・フィジャック

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ボルドー最古のシャトーのひとつとして知られ、セカンド ワインはラ グランジュ ヌーヴ ド フィジャックです。

シャトーシュヴァルブランに近く、そのせいかシュヴァルブランの陰に隠れてしまっているシャトーといえます。

 

7) AOC:Saint-Émilion
名称:Clos Fourtet 
クロ・フルテ

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クロ・フルテの長い歴史はヨーロッパ中世まで遡ることができますが、このシャトーはボルドーワインを生産する土地として始まったわけではありませんでした。

完璧と呼べるテロワールを所持していたのにも関わらず、サン・テミリオンの村に近接しているという理由から、当時はカンフルテと呼ばれる守備砦として建てられました。

8) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau la Gaffeliere
シャトー・ラガフリエール

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シャトー・ラ・ガフリエールは、シャトー・オーゾンヌやベレールといった有名シャトーの畑が集まる、サン・テミリオンの南斜面の粘土質石灰岩の上に畑を持っている数少ないシャトーです。

畑はオーゾンヌの畑から南に下った所にあり、東にはシャトー・パヴィの畑が位置する、非常に良いテロワール保有しています。

9) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Larcis Ducasse
シャトー・ラルシデュカス

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立地に恵まれたこちらのシャトーは、サンテミリオン地区を代表する銘醸シャトーのパヴィと隣接する南斜面のブドウ畑は日当たり十分な丘にあります。
フルボディーで古典的なタイプの味わいと評されます。

10) AOC:Saint-Émilion
名称:La mondotte 
ラ・モンドット

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サンテミリオングランクリュラッセチャレンジカップ」で、あの「オーゾンヌ」や「シュヴァルブラン」など、大物蔵を退け頂点に立った世界最高ランクのワインの1つです。

 

11) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Pavie Macqin
シャトー・パヴィーマカン

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シャトー・パヴィとシャトー・トロロン・モンドの間に位置し、1990年にニコラ・ティエポンを支配人に迎えてから急速に品質向上しています。

 

12) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Troplong Mondot
シャトー・トロロン・モンド

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1745年に、ルイ14世の法律顧問を務めていたレイモン・ド・セズが創設したのが始まりとされています。

1850年代に所有したレイモン・トロロンが、自らの名前をもじって「トロロン・モンド」と名付けたのが今日まで続いています。

 

13) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Trottevieille
シャトー・トロットヴィエイユ

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各国に向けての輸出もコントロールされていて日本にもあまり入ってこないので幻のワインと呼ばれることもあります。

 

14) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Valandraud
シャトー・ヴァランドロ

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初ヴィンテージ1991年以来、生み出されるワインは高い評価を受け、驚異的なスピードでトップワインに比肩するまでのシャトーに築き上げました。

 

16) AOC:Saint-Émilion
名称:Chateau Corbin
シャトー・コルバン

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英・仏百年戦争時代(1339~1453)からという、この地域で最も古い歴史をもつシャトーです。

豊かな香り、コクがあり、複雑な余韻が口中に心地よい印象を残すコストパフォーマンスの高いワインです。

 

4.ポムロール地区

ポムロール地区は、ドルドーニュ川の右岸の中でも特に高級なワインを生み出すシャトーが多いボルドーでも屈指の産地です。

クラス・ド・フェールと呼ばれる鉄分を多く含んだ土壌が強く影響をして、他のテロワールでは作れない個性的なワインが生まれます。

 

① ポムロール地区優良シャトー


1) Chateau Petrus 
シャトー・ペトリュス

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ボルドーの赤ワインの中で最も高価格で取り引きされる超有名ワイン「シャトー・ペトリュス」。

豊かなタンニン、独特の芳香、力強いボディは他に類を見ない素晴らしさです。

ブルゴーニュ地方のロマネコンティと双璧をなす存在のワインです。
 

2) Chateau la Conseilante
シャトー・ラ・コンセイヤント

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1871年から現在に至るまで、同じオーナーが所有し続けているという珍しいシャトーであり、そのためか「非常に品質が安定しており、どのビンテージでも一貫したスタイルを持っている」と評されることが多いです。


3) Chateau Gazan
シャトー・ガザン

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ガザンというのは地名で「家」という意味を持つ、シャトー・ガザン。

非常に小さなシャトーが多いポムロルでは珍しく、24haという広大な面積を誇るシャトーです。


4) Chateau Nenin 
シャトー・ネナン

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1997年にデュロン家の所有となり、様々な改革が行われます。

選定方法の見直し、土地の灌漑、ブドウ樹の植え替えや、セラーの空調設備など醸造設備の近代化を行いました。


5) Chateau Pin
シャトー・ル・パン

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シャトール・パンの評判は瞬く間に世界中のワイン愛好家に知られるところとなり、「ガレージワイン」という新しいワインの概念を作りました。

ガレージワインの概念とは、簡単に説明すると「小さなワイナリーだからこそ出来る、特別な手間と時間をかけて造られたワイン」という事だと解釈できます。


6) Chateau Certan-de-May
シャトー・セルタン・ド・メイ

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メドックの第2級に相当する品質と言われ、高い評価を受けています。

ヴィユー・シャトー・セルタンとペトリュスの間という 絶好のテロワ−ルのもとで造られるポムロルの銘酒です。


7) Chateau L’Evangile
シャトー・レヴァンジル

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ロスチャイルド家が手掛ける右岸シャトーです。

数々の実力派有名シャトーに隣接する絶好の立地で芳醇でしなやか、かつ濃縮感のあるスタイルのワインです。


8).Chateau Lafleur
シャトー・ラフルール

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シャトー・ラフルールは、ボルドー・ポムロール地区にある上級クラスのシャトーの1つです。

その実力は同じポムロールに属するあのペトリュスにも迫ると言われるほどの高さで知られています。


9) Chateau de Sales
シャトー・ド・サル

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シャトー・ド・サルはポムロールで最も大きいシャトーであり、アペラシオン唯一の大型シャトーとしての誇りを持っています。


10) Chateau Trotanoy
シャトー・トロタノワ

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シャトー・トロタノワはボルドー・ポムロール地区にあるシャトーです。

シャトー・ペトリュスを有するムエックス社が手掛けていることでも知られています。


11) Chateau de I’Eglise
シャトー・ド・レグリーズ

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ポムロール地区にある歴史のあるシャトーです。

1972年よりフィリップ・カステジャ氏が率いるボリー・マヌー社が所有しており、特に1990年代以降の品質の向上が素晴らしいと評判です。

 

「ボトル画像引用元:ENOTECA

ワイン通販のENOTECA(エノテカ)

 

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最後までご覧くださいましてありがとうこざいます❗️

 

 次回は フランス🇫🇷ブルゴーニュ地方 について解説していきたいと思います⭐️

 

この記事が良かったなと思って頂けたらシェアをお願いします🙇‍♂️

 

それでは合格目指して頑張ってください❗️

 

管理人 しんのすけ #ソムリエ #ワイン #ソムリエ資格 #資格取得 #飲食店 #ワインエキスパート

 

ソムリエ試験対策 第25回 フランス 〜 ボルドー地方重要シャトー パート1 メドック地区 〜

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こんにちは、ソムリエのしんのすけです❗️

 


いつもご覧くださいましてありがとうこざいます☺️

 


今回はフランス 🇫🇷 格付けワイン編 パート1 メドック地区 について解説していきたいと思います🍷


最近はあまり出題されない傾向がありますが基礎知識として身につけておくと役に立ちます👍

 


それでは、全61シャトーと長くなりますが今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩

 

メドック地区格付けワイン全61シャトー

 

フランスのジロンド河口に広がる地区がボルドー地方の中の「メドック」と呼ばれる地区です。

この地区では1855年に初めて公式の「ワインの格付け」が行われました。

メドック地区の格付けが行われたのは、1855年のパリ万博が大きく影響しています。

外国から来たお客様が、良いワインとそうでないワインを分かりやすく選べるようにしなければならないとフランスは考えたのです。

そこでナポレオン3世ボルドーの商工会議所に命令をして作らせたのが「メドック地区の格付け」です。

 

メドック1級格付け5シャトー

1) AOC:Pauilac (ポイヤック
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Lafita-Rothschild
シャトー・ラフィット・ロートシルト

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第一級格付けシャトーの中でも「一級筆頭」としての揺るぎない地位を確保しているのが「シャトー・ラフィット・ロートシルト」です。

ラフィット・ロートシルトの名は富や格式、歴史、敬意、そして特筆に値する長寿の代名詞となっています。


2) AOC:Pauilac 

コミューン:Pauilac
名称:Chateau Latour
シャトー・ラトゥール

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世界の喜劇王チャップリンが愛飲したワインとしても有名です。

ラトゥールのワインは、5大シャトーの中で“最も力強く男性的”“晩熟で長命”と言われています。

それだけに、色が濃くタンニンも豊富なのですが、それに負けないだけの黒い果実の凝縮感は素晴らしく、圧倒されてしまうほどです。

 

3) AOC:Pauilac
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Mouton-Rothschild 
シャトー・ムートン・ロートシルト

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1973年、メドック第2級から第1級に格上げされた驚異のシャトーです。

ボルドーの頂点に君臨する5つの第一級格付けシャトーの中で唯一、1855年の格付けを覆し第一級に昇格するという偉業を成し遂げたワインです。

第二次世界大戦後、フィリップは斬新なアイディアを思いつき、画家の絵をエチケットにデザインしました。

これまで、ピカソシャガールなどの絵がムートンのエチケットを彩ってきました。


4) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Margaux 
名称:Chateau Margaux
シャトー・マルゴー

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5大シャトーの中で、最も“女性的”と言われており、華やかな香り、口当たりの滑らかさ、しっかりしたボディと繊細さを備えた味わいから「ボルドーの宝石」と讃えられている、とてもエレガントなワインです。

 


5) AOC:Pessac  (ぺサック)
コミューン:Pessac 
名称:Chateau Haut Brion 
シャトー・オー・ブリオン

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1855年メドックの格付けで、当時からあまりにも有名だったために、例外的にグラーヴ地区から選ばれ、1級という栄誉を与えられた歴史的シャトーがオー・ブリオンです。

誕生したのは1550年で、その後「澱引き」「ウイヤージュ(補酒)」といった手法を世界で初めて取り入れるなど技術革命を起こし、イギリス市場に進出しました。

 

 

メドック地区2級格付け14シャトー

1) AOC:Saint-Estephe (サン・エステーフ)
コミューン:Saint-Estephe 
名称:Chateau Montrose
モンローズ

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生産地区がヒースに覆われた荒野だった頃、開花すると一面が薔薇色に染まったことから、モン(山)ローズ(薔薇)と名付けられたという逸話があります。


2) AOC:Saint-Estephe 

コミューン:Saint-Estephe
名称:Chateau Cos d’Estournel
コス・デストゥネル

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2級の中でもその高い品質で1級に匹敵する高い品質を保つことから「スーパーセカンド」と呼ばれているワインのひとつです。

現在、最も1級に近い銘柄の一つと言われています。


3) AOC:Pauilac (ポイヤック
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Pichon-Longuevill-Baron
ピジョン・ロングヴィル・バロン

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ピション・ロングヴィル・バロンは、街道を挟んでピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドと並んでいます。
実は元々ピション・バロンとピション・ラランドは一つのシャトーで、当時の当主であったバロン・ジョセフ・ドゥ・ロングヴィル氏は5人の子供達にシャトーを分割しました。

男兄弟が相続したピション・バロンの方はがっちりとした、壮大で厚みのある、ポイヤックらしい男性的なワインが特徴です。


4) AOC:Pauilac 

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Pichon-Longueville Comtesse de Lalannde 
ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド

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姉妹達が受け継いだこのワインはボルドーの女王と称えられる優美な味わいで、ジャムのような凝縮感、そして甘美で魅惑的な風味が広がります。

ボルドーの女王」と称えられるこのシャトーならではの、華麗な余韻は素晴らしいの一言です。


5) AOC:Saint-Julien (サン・ジュリアン)
コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Ducru-Beaucailou
デュクリュ・ボーカイユ

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「スーパーセカンド」と言われるシャトーの中でも、最もコストパフォーマンスが良いとされているワインです。

お手頃な価格で上質のワインを味わいたい方には、ぜひ注目していただきたいシャトーだと言えるでしょう。

 

6) AOC:Saint-Julien
コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Leoville-Barton
レオヴィル・バルトン

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香り高いアロマと重過ぎずまとまりの良い味わいというサン・ジュリアンの美点をしっかりと備えたスタイルです。

特にカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、筋肉質でクラシックな仕上がりが特徴です。


7) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Leoville-Poyferre
レオヴィル・ポワフェレ

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サンジュリアン村にある、有名な「レオヴィル3兄弟」の一つ、それがシャトー・レオヴィル・ポワフェレです。

かつて同じ畑だったレオヴィルが3分割されたのですが、初代オーナーのポワフェレ男爵の名前を取って、この名前となりました。

レオヴィル・ポワフェレはサン・ジュリアンの他の第二級シャトーよりも優れている、という人もいるほど土壌に恵まれています。


8) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Leoville-Las Cases 
レオヴィル・ラス・カーズ

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ボルドー格付け2級に位置しますが、その評価は1級にも引けを取りません。

時に1級をも脅かす存在と言われている「スーパーセカンド」の中でも筆頭格の存在です。

完璧なバランスを追及し、パワフルさと繊細さを兼ね備えたサンジュリアンの王様です。


9) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Gruaud Larson

グリュオ・ラローズ

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ワインラベルには「王のワイン、ワインの王」と書かれている事でも有名です。

その歴史は17世紀中盤にまで遡り、グリュオー神父がワイン造りを手掛けたのが始まりでした。


10) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Cantenac
名称:Chateau Brane-Cantenac
ブラーヌ・カントナック

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絹のように滑らかで、しなやかな弾力性のある味わいがトレードマークです。

素晴らしい、ソフトで果実味が前面に出た生き生きとしたスタイルのワインで、プラム、ブラックカラントや森の下生えの香りがします。

 

11) AOC:Margaux
コミューン:Margaux 
名称:Chateau Rauzan-Segla
ローザン・セグラ

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1855年メドック公的格付け時、ローザン・セグラは、第1級シャトーであるラフィットロートシルト、ラトゥール、マルゴー、オーブリオン、それに当時トップランクの第2級シャトーであったムートンロートシルトの五大ワインに次ぐ、ボルドーの最高ワインとされていました。

1973年にムートンロートシルトは第1級に昇格し、現在シャトーローザンセグラは第2級シャトーの筆頭である最高位に位置しています。


12) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Rauzan-Gassies
ローザン・ガシー

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シャトーローザンガシーは、国際線のファースト・クラスに採用されるほどの実力を備えたシャトーで、もともとはローザンセグラと同じ畑でした。

目を引く美しいラベルと、第二級という肩書きを持ちながらも手の届きやすい価格であることから、多くの人気を得ているシャトーです。


13) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Durfort-Vivens
デュルフォール・ヴィヴィアン

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1937年から1961年までシャトー・マルゴーに所有され、シャトー・マルゴーやパヴィヨン・ルージュの一部とされていたため、「シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン」という名前でワインが世に出回っていなかったという歴史がありました。

1992年から現在のゴンザッグ・リュルトン氏がオーナーとなり大きく設備投資を行ったことで、品質は大きく向上し、1995年に念願の“100%シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン”として販売が再開されました。


14) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Lascombes
ラスコンブス

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シャトーの歴史は1625年生まれの騎士、ラスコンブに始まると言われています。もともとはデュルフォール・ヴィヴァンと一体となっていましたが、アントワーヌ・ラスコンブ氏が買い取ってから独立したシャトーとなりました。

 

メドック3級格付け14シャトー

1) AOC:Saint-Estephe (サン・エステーフ)
コミューン:Saint-Estephe 
名称:Chateau Calon-Segur 
カロン・セギュール

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今やとても有名になったハートマークのワイン。

「セギュール公爵の心があるシャトー」として、エティケットにハートマークが付けられたのが由来です。


2) AOC:Saint-Julien (サン・ジュリアン)
コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Lagrange
ラグランジュ

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1842年にルイ・フィリップ朝において内務大臣などを歴任したデュシャテル伯爵が所有者となり、1855年メドック格付けで3級に格付けされました。

日本では1983年にサントリーが取得した事が話題になりました。


3) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Langoa Barton
ランゴア・バルトン

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1821年サンジュリアン村で創業し、現在まで同じファミリーが所有し続けている、メドック3級の歴史あるシャトーです。

1855年の公式格付け時から所有者が変わらないシャトーは、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ランゴア・バルトン、シャトー・レオヴィル・バルトンの3つなのですが、実に2つがバルトン家所有のシャトーです。


4) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Cantenac
名称:Chateau d’lssan 
ディサン

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シャトー・ディッサンは格付シャトーながらA.O.C.ボルドー・スペリュールをはじめ、各レベルのワインを造っています。

その為様々なシーンで使い分けてシャトーの味わいを楽しむことが出来ます。


5) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Palmer
パルメ

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シャトー・パルメは人気ワイン漫画、神の雫で第二の使徒に選ばれたワインです。

作中では母なるモナ・リザに喩えられ、優しさやふくよかさなど女性的なワインと表現されています。


6) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Cantenac-Brown
カントナック・ブラン

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1855年の格付けで、シャトーのワインの品質の高さが評価され、第3級格付グラン・クリュに定められます。

それから150年後、サイモン・ハラビ家の所有となり、一層の品質の向上を目指しています。


7) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Kirwan 
キルヴァン

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1787年にこの地を旅したトーマス・ジェファーソンは、彼の著書『ジェファーソン、ワインを語る(Thomas Jefferson’s work on Bordeaux wines)』の中で「キルアン(キルヴァン)」をセギュールやランシュと並んで第二級に格付けしています。


8) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Boyd-Cantenac 
ボイド・カントナック

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1754年、アイルランド出身の準貴族で羊毛商人だったジャック ボイド氏が購入し、シャトーの歴史が始まります。

2000年以降パーカーポイントも安定して高得点を得るなど、評価が高まってきています。

日本では漫画「神の雫」で紹介されてから知名度が上がり、人気も高まっています。


9) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Desmirail 
デスミライユ

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デスミライユは1855年ボルドー格付けで第3級に選ばれました。

ボルドーで最も著名な造り手一族「リュルトン家」のデニス・リュルトンが率いる、マルゴー村で3ツ星を獲得する、10のシャトーのうちの1つです。


10) AOC:Margaux

コミューン:Labarde(ラバルド)
名称:Chateau Giscours 
ジスクール

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素晴らしいテロワールに恵まれたジスクールのワインは、“太陽王”と呼ばれたルイ14世の王宮で飲まれていたことが分かっており、王からも高く評価されていたのだそうです。


11) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Ferriere
フェリエール

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シャトー・フェリエールは18世紀にガブリエル・フェリエール(Gabriel Ferriere)氏によって設立されました。

シャトー・フェリエールでは有機栽培によるブドウ造りに取り組んで来ました。

そして、2015年オーガニックの認証(AB)を取得。

2016年からはビオディナミの認証を目指して取り組んでいます。


12) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Malescot Saint-Exupery 
マレスコ・サン・テクジュペリ

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17世紀末に、ルイ14世の法務長官であり、ボルドー議会の公証人であるシモン・マレスコが買い取りました。

1815年にはすでにクルティエのテステ・エ・ロートンによって3級と認められ、シャトーは1825年以降サンテグジュペリ伯爵が買い取りました。


13) AOC:Margaux

コミューン:Margaux 
名称:Chateau Marquis d’Alesme-Becker
マルキ・ダレム・べケール

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シャトー・マルキ・ダレムは美しい屋敷で、マルゴー村に位置しています。

甘草や黒胡椒などの香りに野生黒苺や樽香がバランス良く溶け込んでいます。

充分なタンニンを感じますが全体としてマルゴーワインのエレガントな味わいが堪能できます。


14) Haut-Medc (オー・メドック
コミューン:Luton
名称:Chateau La Lagune
ラ・ラギューヌ

f:id:takiten:20191014170147j:image

1958年まではシャトーは荒れ果てていて、「3級の位置に戻すのは困難だろう」と言われていた時期もありました。

しかし、同年にシャトーを購入したジョルジュ・ブリュネ氏という一人の起業家によって、シャトーは完全に生まれ変わり、その品質は飛躍的に回復したことでも有名となりました。

 

メドック格付け10級シャトー

1) AOC:Saint-Estephe (サン・エステーフ)
コミューン:Saint-Estephe 
名称:Chateau Lafon-Rocket
ラフォン・ロッシェ

f:id:takiten:20191014170533j:image

17世紀からの歴史をもつ「ロシェ」という地名。

これはこの地域一帯のぶどう畑の名前でした。

1650年この地のオーナーとして相続していたアントワネット・ド・ギユモットがボルドー議会の重鎮エティエンヌ・ラフォン氏と結婚し、その際にこのロシェの土地を婚姻の証としてラフォン氏に譲ることでこの地が「ラフォン・ロシェ」という名前になったのです。


2) Pauilac (ポイヤック
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Duhart-Milon Rothschild
デュアール・ミロン・ロートシルト

f:id:takiten:20191014170626j:image

18世紀からこのシャトーがある土地ではブドウ栽培が行われていました。

1830年代にカスティジャ家がデュアール未亡人から14haの畑を受け継ぎ、合計40haのブドウ畑をデュアール ミロンと名付けました。


3) AOC:Saint-Julien (サン・ジュリアン)
コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Saint-Pierre
サン・ピエール

f:id:takiten:20191014170811j:image

シャトー・サン・ピエールは、シャトー・ベイシュヴェルのすぐ裏手に畑を持ちます。

樹齢の高い、こぶだらけのブドウの樹が多く、これは高品質の証でもあります。

ワインのスタイルとしては、リッチで丸々と太った、がっちりとしたフルボディになる傾向があり、厚みがあります。


4) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Beychevelle
ベイシュヴュル

f:id:takiten:20191014170917j:image

16世紀にこの城に住んでいたフランス海軍提督エペルノン公爵に敬意を払い、ジロンド河を通る船はこの城の前では「ベッセ ヴォワール(帆を下げよ)」と叫び、帆を下げて通っていました。

この言葉が語源となり、ベイシュヴェルと名付けられました。


5) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Braneire-Ducru
ブラーネ・デュクリュ

f:id:takiten:20191014171017j:image

シャトー・ブラネール・デュクリュのシャトーは、サンジュリアンの入り口にベイシュヴェルと並んで建っており、慎ましい門から眺めた姿はひときわ美しいことで知られています。

また、この城館には現在でもオーナーが住んでいる、今では珍しくなったタイプのシャトーでもあります。

 


6) AOC:Saint-Julien

コミューン:Saint-Julien 
名称:Chateau Talbot
タルボ

f:id:takiten:20191014171055j:image

サン・ジュリアン第四級ですが「第三級に格上げされるべきである」との高い評価を受けています。

凝縮しつつもなめらかなスタイルはまさにボルドーワインの優雅さと偉大さの典型です。


7) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Cantenac
名称:Chateau Pouget
プージェ

f:id:takiten:20191014171145j:image

1748年このシャトーの新たなオーナーとなったフランソワ・アントワーヌ・プージェ氏がこのシャトー名の由来です。


8) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Prieure-Lichine
プリュレ・リシーヌ

f:id:takiten:20191014171231j:image

シャトー・プリューレ・リシーヌは、カントナック・マルゴーの第4級格付けシャトーです。

その名前の由来は二つあり、一つは、フランス語で「小修道院」を意味する「プリューレ」、そしてもう一つはオーナーであったアレクセス・リシーヌ氏の名字である「リシーヌ」です。


9) AOC:Margaux

コミューン:Cantenac
名称:Chateau Marquis de Terme
マルキ・ド・テルム

f:id:takiten:20191014171338j:image

シャトー名は、1800年代初めにこのシャトーを所有していた貴族ペギルハムの公爵名からとられていて、「テルム」とは“ローマの浴場”という意味だそうです。

 

10) AOC:Haut-Medc (オー・メドック
コミューン:Saint-Laurent
名称:Chateau La Tour-Carnet
ラ・トゥール・カルネ

f:id:takiten:20191014171437j:image

このワインを生産するエステートの起源は12世紀に遡り、間違いなくメドックで最古のシャトーの一つです。

中世的な建築様式は、1120年に建てられた塔と堀に特徴付けらています。

 

メドック格付け5級18シャトー

1) AOC:Saint-Estephe (サン・エステーフ)
コミューン:Saint-Estephe 
名称:Chateau Cos-Labory 
コス・ラボリ

f:id:takiten:20191014171512j:image

シャトーの名前は『小石の丘』を意味する『Caux(コー)』という場所と、1820年代から1840年代に最初のオーナーとなった、フランソワ・ラボリ(Francois Labory)氏の名前に由来しています。


2) AOC:Pauilac (ポイヤック
コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Batailley
バタイエ

f:id:takiten:20191014171549j:image

シャトーの名前は『バタイエ(Bataille)=戦い』という意味の名前なのですが、1453年頃、100年戦争の戦いが今日のシャトーの畑や敷地の辺りでも繰り広げられたことに由来しています。

この戦いでフランス軍は隣接するシャトー・ラトゥールをイギリスより奪還して、アキテーヌ地方の歴史のターニングポイントになりました。

その戦いから数年後、シャトーの畑にブドウの樹が植えられ始めました。


3) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Haut-Batailley
オー・バタイエ

f:id:takiten:20191014171613j:image

1942年に、隣接するバタイエと分割され、邸宅などはそちらに残されたためシャトーの建物を持ちません。

ポイヤックのワインでありながら、女性的なサンジュリアンの影響を受けているため、魅力的な気品と繊細さがあります。


4) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Croizet-Bages 

クロワゼ・バージュ

f:id:takiten:20191016173750j:image

格付けされているA.O.Cポイヤックのワインは多数ありますが、その中でもシャトー・クロワゼ・バージュはクラシックな味わいを守り続けており、人気の高いワインの1つです。

シャトー・クロワゼ・バージュのクロワゼはこの畑の最初の所有者であったクロワゼ兄弟から、バージュは畑のあるバージュ村から付けられています。

 

5) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Haut-Bages-Liberal

オー・バージュ・リベラル

f:id:takiten:20191016174020j:image

シャトー・オー・バージュ・リベラルは、ボルドーのジロンド河の左岸の中流域、ポイヤック村に3つの畑を有するシャトーです。

ポイヤックは砂利が多く、その堆積層が厚いという点が特徴的で、力強く、コクのあるワインが生まれる土壌です。

また、水はけもよいため、ブドウの果実味が凝縮した、しっかりとした味わいのワインになります。

 

6) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Lynch-Bages 
ランシュ・バージュ

f:id:takiten:20191014171717p:image

5級にも関わらず、ときに「スーパーセカンド」とも呼ばれるランシュ・バージュ。

北側のムートン・ロートシルトとラフィット・ロートシルト、南側のラトゥール、ピション・ロングヴィル・コンテス・ドラランド、ピション・ロングヴィル・バロンら、一流シャトーに囲まれた畑を持つシャトーは、ポイヤックを代表するといっても過言ではありません。


7) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Lynch-Moussas 
ランシュ・ムサス

f:id:takiten:20191014171743j:image


シャトーの名前は、19世紀にシャトー・ランシュ・ムーサとランシュ・バージュを所有していたランシュ伯爵から名付けられました。

彼の領地のほとんどはランシュ・ムーサの畑が占めていました。


8) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Pontet-Canet 
ポンテ・カネ

f:id:takiten:20191014171806j:image

18世紀の初め、当時メドック知事だったジャン・フランソワ・ド・ポンテは、ポイヤックに複数のブドウ畑を所有していました。

その後継者が周囲の「カネ」と呼ばれる土地を買い足し、メドックでも最も広いブドウ畑となりました。


9) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Grand-Puy-Ducasse 
グラン・ピュイ・デュカス

f:id:takiten:20191014171831j:image

グランピュイとは昔から伝わる畑の名前で、デュカスは所有者の名前に由来します。

15世紀頃にはギュイロー家が保有していました。

17世紀になってアルノー・デュカス氏が4haを購入したことから、シャトーの歴史は本格的に始まります。

以後2004年になるまで、長年に渡りシャトーはデュカス家がオーナーを務め続けました。


10) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Crand-Puy-Lacoste 
グラン・ピュイ・ラコスト

f:id:takiten:20191014171853j:image

グランピュイは、訳すと「大きな山」で、その名のとおり小高い丘の頂上にあったため名付けられました。

目立たないし、もっと言えば地味な存在のシャトーなのですが、ワインの味わいは典型的なポイヤックで、その意味では通人が好むワインといえます。


11) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Pedesclaux 
ペデスクロー

f:id:takiten:20191014171914j:image

シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトーポンテ・カネ、シャトー・ランシュ・バージュなどの著名シャトーに隣接する、最高の立地条件にありながら、大半がヨーロッパ、特にベルギーで販売されているため、日本ではあまり流通していないシャトーの一つです。


12) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau d’Armailhac 
ダルマイヤック

f:id:takiten:20191014171941p:image

ラベルに「小さなバッカス(酒の神様)」が描かれています。

メドック格付け5級ながらも品質は高いのですが、度々名前が変更されたため一般消費者にはあまり知られていないシャトーです。


13) AOC:Pauilac

コミューン:Pauilac 
名称:Chateau Clerc-Milon
クレール・ミロン

f:id:takiten:20191014172003j:image

ラフィット公の広大な所有地の一部であったクレール・ミロンの畑は、1789年、フランス革命により国有財産として売りに出されました。

それをクレール(Clerc)家が購入し、土地の名前『ミロン(Milon)』が加えられ、『クレール・ミロン』という名前がつけられました。


14) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Arsac (アルサック)
名称:Chateau du Tertre
デュ・テルトル

f:id:takiten:20191014172024j:image

シャトー・デュ・テルトルの「テルトル」とは、フランス語で「小高い丘」を意味します。

その名の通り、シャトー・デュ・テルトルは、標高20mを超えるような、マルゴーの中でも最も高い丘に位置しています。

 

15) AOC:Margaux (マルゴー)
コミューン:Labarde
名称:Chateau Dauzac 
ドーザック

f:id:takiten:20191014172055j:image

シャトー・ドーザックはマルゴーのラバルド村にあります。

ウドンコ病の対策となるボルドー液の開発をしたことで有名なシャトーで、ワインの品質も向上していると評価されています。


16) AOC:Haut-Medco(オー・メドック
コミューン:Saint-Laurent
名称:Chateau Belgrave 
ベルグラーブ

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ルイ15世統治下:シャトーは非常に評判の高い狩猟パビリオンでした。

この上質なワインと狩猟との関係は、シャトーのワインラベルに描かれているフェレットと、セカンドワインに冠した名前ディアーヌ ・ドゥ・ベルグラーヴ(註:ディアーヌはローマ神話の狩りの女神の名)から窺えます。


17) AOC:Haut-Medco

コミューン:Saint-Laurent
名称:Chateau Camensac 
カマンサック

f:id:takiten:20191014172144j:image

メドック格付けに載っているもののあまり知名度が高くないワインの1つと言われていましたが、現在品質が向上し人気が出ているワインです。


18) AOC:Haut-Medco

コミューン:Macau (マコー)
名称:Chateau Cantemerle 
カントメルル

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「さえずるクロツグミ」という意味を持つのがシャトー・カントメルルです。

その名に相応しく、大きな庭園からは常に様々な小鳥のさえずりが聞こえてきています。

 

 

<画像出典>

・vinovinovino.com

シャトー・ムートン・ロートシルト2008のラベルデザイン発表。 | VinoVinoVino.com News

・デリバリーワイン

シャトー・ジスクールの販売・通販Chateau Giscours【プラチナワイン】

・ろくでなしチャンのブログ

シャトー・ブラーヌ・カントナック その2 | ろくでなしチャンのブログ

 

f:id:takiten:20191016180818j:image

最後までご覧くださいましてありがとうこざいます😊

 


次回は ボルドー地方その他の重要シャトー  について解説していきたいと思います🌟


この記事が良かったなと思って頂けたらシェアをお願いします📲

 

 

 


それでは合格目指して頑張ってください!


管理人  しんのすけ

 


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#ワインエキスパート

 

 

 

ソムリエ試験対策 第24回 フランス 〜 ボルドー編 〜

f:id:takiten:20191011181501j:image

 

こんにちは、ソムリエのしんのすけです!

 


いつもご覧くださいましてありがとうこざいます☆

 


今回は  ボルドー地方 について解説していきたいと思います!


赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください。

 


それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください。

 

 

フランス・ボルドー地方

 

 

フランス最大のAOCワイン産地で、その90%を赤ワインが占めています。

気候は大西洋に近いため海洋性気候です。

特徴としては同じ色同士のワインをブレンドして作る製法「ボルドーブレンド」が用いられ、この製法は世界的にも流用されています。

 

ボルドーの生産地区

主要品種は黒ブドウがカベルネ・ソーヴィニヨンカベルネ・フラン、メルロ、白ブドウはセミヨン、ソーヴィニヨン・ブランとなります。

基本的に産地は川沿いにありますので川の名前と産地の位置を合わせて覚えていくと良いと思います。

村や畑の地図問題も出題されますので手書きで書いてみたりするのも良い方法です。

ガロンヌ川とドルドーニュ川が合流してジロンド川になり、それぞれに産地の特徴があります。

 

① ジロンド河 左岸
地区名:オー・メドックメドック
生産可能色:赤
主要品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

 

② ジロンド河 右岸
地区名:コート(一部)
生産可能色:赤・白
主要品種 赤:メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、白:ソーヴィニヨン・ブラン

 

③ ガロンヌ河 左岸
1) 地区名:グラーブ
生産可能色:赤・白
主要品種 赤:カベルネ・ソーヴィニヨン、白:ソーヴィニヨン・ブラン

2) 地区名:ソーテルヌ
生産可能色:白甘口
主要品種:セミヨン

 

④ ガロンヌ河 右岸
1) 地区名:ソーテルヌ対岸
生産可能色:白甘口
主要品種:セミヨン

2) 地区名:コート(一部)
生産可能色:赤・白甘口
主要品種:赤:メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、白:ソーヴィニヨン・ブラン

 

⑤ ガロンヌ河とドルドーニュ河の間

地区名:アントル・ドゥー・メール
生産可能色:白
主要品種:ソーヴィニヨン・ブラン

 

⑥ ドルドーニュ河左岸

地区名:ドルドーニュ河左岸

生産可能色:赤・白
主要品種:赤:メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、白:ソーヴィニヨン・ブラン

 

⑦ ドルドーニュ河 右岸
1) 地区名:サン・テミリオン、ポムロール
生産可能色:赤
主要品種:メルロ

2) 地区名:コート(一部)
生産可能色:赤・白
主要品種:赤:メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、白:ソーヴィニヨン・ブランセミヨン

 

f:id:takiten:20191012180713j:image

 

AOCの階級構造

 3段階からの階級構造となります。

 

① レ・ザペラシオン・コミュナル
コミューン・ワイン  (村名ワイン)
例 ) ムーリス、ポイヤック

 

② レ・ザペラシオン・レジョナル
レジョナル・ワイン (地区名ワイン)
例 ) オー・メドック、グラーブ

 

③ レ・ザペラシオン・ジェネラル
ジェネリック・ワイン (地方名ワイン)

ジロンド県の全てで生産可能です。
例 ) ボルドーボルドー・スュペリウール

 

f:id:takiten:20191012180718j:image

 

3 ボルドー全域のAOC(レ・ザペラシオン・ジェネラル)

 

ボルドー

生産可能色:赤、白

ボルドー・スュペリウール

生産可能色:ロゼ

ボルドー・クレレ

生産可能色:ロゼ

備考:赤ワインと同じ醸造方法で色が濃いのが特徴です。
ボルドー・ロゼ

生産可能色:ロゼ
⑤クレマン・ド・ボルドー

生産可能色:ロゼ、白

備考:瓶内二次発酵、9ヶ月以上熟成が条件です。


4  メドック地区、オー・メドック地区

ジロンド川左岸にあるボルドー地区で最も華やかな生産地区です。

上質ワインは上流のオー・メドック地区に集中しており、メドック地区格付け銘柄は全てオー・メドック地区に位置しています

オー・メドック地区にAOCを名乗れるコミューンは6つあり、サン・テステーフ村、ポイヤック村、サン・ジュリアン村、リストラック・メドック村、 ムーリス村、マルゴー村。

マルゴー村近隣のスサン村、アルサック村、カントナック村、ラバルト村のワインは例外的にAOCマルゴーを名乗れます。

オー・メドック地区内でこれらの村以外の村名ワインはAOCオー・メドックを名乗れることになります。

AOCメドックAOCオー・メドックまたは村名AOCの生産可能色は赤のみとなります。

 

① 地域名AOCメドック

生産可能色:赤のみ

 

② 地域名AOCオーメドック

村名AOC:サン・テステーフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、リストラック・メドック、ムーリス、マルゴー

AOCマルゴーを名乗れる村名>

スサン、マルゴー、カントナック、ラバルド、アルサック

生産可能色:赤のみ

 

f:id:takiten:20191012181147j:image

 

5 グラーブ地区

AOCは基本的に赤・白で、グラーブとは「小石」「砂利」という意味で土壌はメドック地区と似ています。

カベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤とソーヴィニヨン・ブランの白も生産されています。

ぺサック・レオニャン地区が特に優良産地で、ワインはAOCぺサック・レオニャンを名乗れます。

 

① 地域名AOCグラーブ

生産可能色:赤、白

 

② 地域名AOCグラーブ・スュペリウール

村名AOC:ペサック・レオニャン

生産可能色:赤、白

 

f:id:takiten:20191012181533j:image

 

6 サン・テミリオン地区、ポムロール地区、フロンサック地区

 気候はやや冷涼で、土壌は粘土石灰質の比率が高いのでメルロが適合しています。

サン・テミリオン地区:石灰岩と粘土質の陵、丘の裾は砂と粘土という土壌です。

フロンサック地区:主要品種はメルロ。

 

① サン・テミリオン地区のAOC

1) サン・テミリオン

生産可能色:赤

2) サン・テミリオン・グランクリュ

生産可能色:赤

 

② サン・テミリオン衛星地区のAOC
1) リュサック・サン・テミリオン

生産可能色:赤

2) モンターニュ・サン・テミリオン

生産可能色:赤
3) ピュイスガン・サン・テミリオン

生産可能色:赤

4) サン・ジョルジュ・サン・テミリオン

生産可能色:赤

 

③ ポムロール地区のAOC
1) ポムロール

生産可能色:赤

2) ラランド・ド・ポムロール

生産可能色:赤

 

④ フロンサック
1) フロンサック

生産可能色:赤
2) カノン・フロンサック

生産可能色:赤

 

7 コート地区

この地区はメドック地区の対岸にあり、メルロやカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインと、ソーヴィニヨン・ブラン主体の白ワインがメインの産地です。

 

①コート地区のAOC

1) コート・ド・ボルドー

生産可能色:赤
2) カディヤック・コート・ド・ボルドー

生産可能色:赤
3) カティスヨン・コート・ド・ボルドー

生産可能色:赤
4) ブライ・コート・ド・ボルドー

生産可能色:赤、白
5) ブライ

生産可能色:赤
6) コート・ド・ブライ

生産可能色:白
7) フラン・コート・ド・ボルドー

生産可能色:赤、白
8) プルミエール・コート・ド・ボルドー

生産可能色:白
9) コート・ド・ボルドー・サン・マケール

生産可能色:白
10) コート・ド・ブール

生産可能色:赤、白

 

8 ソーテルヌ・バルサック地区

 シャトー・ディケムをはじめとする貴腐ワインの産地。貴腐ワインのみを生産しています。

①  セロン
バルサック
③ ソーテルヌ

 

9  アントル・ドゥー・メール地区

AOCアントル・ドゥ・メールなどの中央部の広大なAOC生産可能色は白のみです。

ドルドーニュ河沿いには生産可能色が赤・白・のAOCがあり、ガロンヌ河沿いソーテルヌ地区対岸の地区には貴腐ワインのみのAOCがあります。

 

① 全域AOC

1) アントル・ドゥ・メール
2) アントル・ドゥ・メール・オー・ブノージュ
3) ボルドー・オー・ブノージュ

1)〜3)は全て生産可能色は白のみ

 

② ガロンヌ河右岸、ソーテルヌ地区対岸のAOC

1) カディヤック
貴腐または過熱
2) ルピアック
貴腐または過熱
3) サント・クロワ・デュ・モン
貴腐または過熱
4) コート・ド・ボルドー・サン・マケール
貴腐または過熱

こちらも全て生産可能色は白のみ

 

③ ドルドーニュ河左岸

1) グラーブ・ド・ヴェール

生産可能色:赤、白

2) サント・フォワボルドー

生産可能色:赤、白

f:id:takiten:20191012195446j:image

 

 

最後までご覧くださいましてありがとうこざいます!


今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います。

 


次回は ボルドー格付けワイン  について解説していきたいと思います☆

 


それでは合格目指して頑張ってください!


管理人  しんのすけ

 

🍷ボルドー地方のおいしいワイン🍷

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