ソムリエ試験対策 第33回 フランス 〜 ラングドック・ルーション編 〜
こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️
いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊
今回は フランス🇫🇷〜ラングドック・ルーション編〜について解説していきたいと思います🍷
赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️
それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩
ラングドック・ルーション地方
フランスの中でも栽培面積が最大の地中海沿岸西側の産地です。
フランスの南部に位置し、カジュアルでお手軽なワインの産地として知られています。
石灰岩の灌木林の地帯(ガリッグ)が広がり、フランスのヴァンドターブルとIGPワインの約半分が生産されています。
スティルワインの他にバンドリキュールやバンドナチュレが多く生産されています。
出典:エンジェルワインネット
【ラングドック・ルーション】 by エンジェルワインネット:通販・インターネットショッピング
1 ラングドック・ルーション地方の主要品種
① ラングドック地方のブドウ品種
1)黒ブドウ 品種
グルナッシュ・ノワール
カリニャン
サンソー
シラー
ムルヴェドル
メルロ
カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・フラン
2)白ブドウ 品種
クレレット
ピクプール
ブールブーラン
ロール
テレ
グルナッシュ・ブラン
マカブー
ルーサンヌ
マルサンヌ
ミュスカ・ア・プティ・グラン
モーザック
② ルーション地方のブドウ品種
1)黒ブドウ 品種
カリニャン・ノワール
サンソー
グルナッシュ・ノワール
ラドネ・ぺリュ
ムルヴェドル
シラー
2)白ブドウ 品種
グルナッシュ・ブラン
マカブ
ミュスカ・プティ・ブラン
マルサンヌ
ルーサンヌ
ヴェルマンティノ
グルナッシュ・グリ
2 ラングドック・ルーション地方のAOC
① ラングドック地方のAOC
1) AOCラングドック
生産可能色:赤、ロゼ、白
広域AOCで、ラングドックの後ろに14のコミューンを付記可能です。
2) クレレット・デュ・ラングドック
生産可能色:白
クレレット100%使用です。
3) ピクプール・ド・ピネ
生産可能色:白
ピクプール・ブラン100%使用です。
4) フォジェール
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。(赤:グルナッシュ、シラー、ムーヴェドル、ラドネ・ぺリュ、白:GB、マルサンヌ、ルーサンヌ)
5) サン・シニアン
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。(赤:グルナッシュ、シラー、ムーヴェドル)
6) サン・シニアン・ベルル
生産可能色:赤
混醸ワインです。(赤:グルナッシュ、シラー、ムーヴェドル)
7) サン・シニアン・ロクブロン
生産可能色:赤
混醸ワインです。(赤:グルナッシュ、シラー、ムーヴェドル)
8) ミネルヴォワ
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。(赤:グルナッシュ、シラー、ムーヴェドル)
9) ミネルヴォワ・ラ・リヴィ二エール
生産可能色:赤
混醸ワインで赤ワインのみです。(赤:グルナッシュ、シラー、ムーヴェドル)
10) カバルデス
生産可能色:赤、ロゼ
混醸ワインです。(赤:グルナッシュ、シラー、ムーヴェドル)
11) マルペール
生産可能色:赤、ロゼ
混醸ワインでメルロ50%以上使用義務です。
12) リムー
生産可能色:赤、白
混醸ワインでメルロー50%以上使用義務です。
13) ブランケット・ド・リムー
生産可能色:白
混醸ワインでモーザック90%以上使用義務です。
14) リムー・ブランケット・メトード・アンセストラル
生産可能色:白
モーザック100%使用義務で、リキュールドティラージュの添加を行いません。
15) クレマン・ド・リムー
生産可能色:ロゼ、白
発泡酒で瓶内二次発酵、ティラージュ後9ヶ月以上熟成、出荷まで12ヶ月です。
16) コルビエール
生産可能色:赤、ロゼ、白
最も大きいAOCです。
17) コルビエール・ブトナック
生産可能色:赤
グルナッシュ、ムルヴェドル
18) フィトゥー
生産可能色:赤
カリニャンとグルナッシュの2種を必ずブレンドし60%以上とします。
収穫翌年4月15日まで熟成義務です。
② ラングドック地方のAOCポイント
1) ミネルヴォワ・ラ・リヴィ二エールは赤のみです。
2) マルペールは赤、ロゼ。赤の主要品種はメルロ、ロゼの主要品種はカベルネフランです。
3) 「ブランケット」が付くものは発泡酒で赤のみです。
4) フィトゥーは赤のみです。
出典:フランスワイン辞典
② ルーション地方のスティルワインAOC
1) コート・デュ・ルーション
生産可能色:赤、ロゼ、白
広域AOCです。
2) コート・デュ・ルーション・レ・ザスプル
生産可能色:赤
3) コート・デュ・ルーション+コミューン
生産可能色:赤
4) コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ
生産可能色:赤
5) コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・カラマニ
生産可能色:赤
6) コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・ラトゥール・ド・フランス
生産可能色:赤
7) コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・レスケルド
生産可能色:赤
8) コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ・トータヴェル
生産可能色:赤
9) コリウール
生産可能色:赤、ロゼ、白
生産地域はパニュルスと同じです。
10) モーリィ
生産可能色:赤
生産地域はVDNモーリィと同じです。
③ ラングドック・ルーションAOC@ポイント
1) コートルーションは全色ですが、その他は赤のみとなります。
2)コリウールは全色生産可能です。
最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮
今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊
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ソムリエ試験対策 第32回 フランス 〜 プロヴァンス地方編 〜
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今回は フランス🇫🇷 〜プロヴァンス地方〜について解説していきたいと思います🍷
赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️
プロヴァンス地方
地中海沿岸のコート・ダジュールに広がる地方です。
「プロヴァンス」というと、ラベンダーの香りやセミの鳴き声を背景に夏の空気が漂います。
南仏プロヴァンス地方のワインには長い長い歴史があり、紀元前600年頃から始りました。
特に辛口のロゼが有名でフランスAOCの38%、世界のロゼワインの約8%を占めています。
フランスでイメージするロゼといえば「バカンスに海辺で飲むプロヴァンス産ロゼ」です。
プロヴァンス地方は地中海に面していますのでその様なイメージが定着しました。
他地域ではセニエ法などで造られるロゼが多いですが、ここでは直接圧搾法と混醸スタイルで造られます。
出典:アサヒワイン.com
フランスワイン1(まるわかりワイン講座) | アサヒワインコム | アサヒビール
1 プロヴァンスの主な品種
① 黒ブドウ
グルナッシュ、サンソー、ムールヴェドル、カリニャン、シラー、ティブラン(土着品種)
② 白ブドウ
クレレット、ユニ・ブラン、セミヨン
赤・ロゼの主要品種はグルナッシュ、シラー、ムールヴェドルです。
1) ピエールヴェール
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
2) レ・ボード・プロヴァンス
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
2011年に白ワインも認められました。
3) コトー・デクサン・プロヴァンス
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。tannat (タナ)は使用禁止とされています。
4) パレット
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
5) コトー・ヴァロワ・アン・プロヴァンス
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
6) カシス
生産可能色:赤、ロゼ、白
マルセイユ近郊の生産地で混醸ワインです。
圧倒的に白が多くプロヴァンスを代表するアペラシオンです。
7) バンドール
生産可能色:赤、ロゼ、白
樽熟成18ヶ月以上義務。
収穫翌々年の5月1日までは販売禁止で混醸ワインです。
8) コート・ド・プロヴァンス
生産可能色:赤、ロゼ、白
面積が最大でロゼが89%を占めます。
混醸ワインです。
9) コート・ド・プロヴァンス・サント・ビクトワール
生産可能色:赤、ロゼ
混醸ワインです。
10) コート・ド・プロヴァンス・フレジュ
生産可能色:赤、ロゼ
混醸ワインです。
11) コート・ド・プロヴァンス・ラ・ロンド
生産可能色:赤、ロゼ
混醸ワインです。
12) コート・ド・プロヴァンス・ピエールフ
生産可能色:赤、ロゼ
混醸ワインです。
13) ベレット
生産可能色:赤、ロゼ、白
ニース近郊の生産地で混醸ワインです。
主要品種はヴァルマンディーノ、ルーサン、クレレットです。
1) マルセイユに近いAOCはカシス、ニースに近いAOCはベレットです。
2) 面積最大がコート・ド・プロヴァンス、面積最小がパレットです。
3) バンドール赤はムールヴェドル50%以上使用、樽熟成18ヶ月以上です。
出典:フランスワイン辞典
プロヴァンスワイン「コート・ド・プロヴァンス,コトー・ヴァロワ等プロヴァンス広域AOC」・・・フランスワイン事典
3 コルシカ島の主な品種
① 黒ブドウ
スキアカレロ、ニエルキオ=サンジョヴォーゼ、バルバロッサ、グルナッシュ・ノワール
② 白ブドウ:ヴェルマンティノ、ユニ・ブラン他
スティル・ワインは全て赤、白、ロゼの三色生産可能です。
生産可能:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
2) アジャクシオ
生産可能色:赤、ロゼ、白
ナポレオンの生誕地として有名です。
混醸ワインです。
3) ヴァン・ド・コルス
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
4) ヴァン・ド・コルス・コトー・デュ・カップ・コルス
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
5) ヴァン・ド・コルス・カルヴィ
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
7) ヴァン・ド・コルス・ポルト・ヴェッキオ
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
8) ヴァン・ド・コルス・サルテーヌ
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
9) ヴァン・ド・コルス・フィガリ
生産可能色:赤、ロゼ、白
混醸ワインです。
10) ミュスカ・デュ・カップ
生産可能色:白
甘口ワインのVDN(ヴァン・ドゥ・ナチュレ)です。
1) パトリモニオ赤・白・ロゼの主要品種はニエルキオです。
2) ミュスカ・デュ・カップはVDNの白。
品種はミュスカです。
3) アジャクシオ赤・ロゼの主要品種はスキアカレロです。
出典:フランスワイン辞典
プロヴァンスワイン「コート・ド・プロヴァンス,コトー・ヴァロワ等プロヴァンス広域AOC」・・・フランスワイン事典
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ソムリエ試験対策 第31回 フランス 〜 コート・デュ・ローヌ編 〜
こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️
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今回は フランス🇫🇷 〜コート・デュ・ローヌ〜編 について解説していきたいと思います🍷
赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️
ローヌ地方はローヌ河両岸にぶどう畑が広がっており、AOCワインはボルドーに次いで生産量第2位の産地です。
また、赤ブドウと白ブドウを混醸して造る製法が特徴的です。
出典:キリン ワインアカデミー
フランス|これでバッチリ! ワインの基礎知識|ワインアカデミー|キリン
1 北部と南部それぞれの主要品種
コート・デュ・ローヌ地方は大きく北部と南部の2地区に分けられ、ローヌ河を上流から下流に向けて左岸と右岸に分けて見ていきます。
① 北部
地区:セプタントリオナル
土壌:花崗岩、片岩
気候:大陸性気候
地形:急斜面の丘に段々畑
ブレンド:単一品種傾向
ブドウ品種:赤・シラー、白・ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ
② 南部
地区:メディオナル
土壌:粘土、砂、石灰岩の砂礫層
気候:地中海性気候
地形:なだらかな起伏
ブレンド:複数ブレンド傾向
ブドウ品種:赤・グルナッシュノワール、サンソー
白・ムールヴェドル、カリニャンetc...
② 北部と南部のポイント
ローヌ地方はブドウの栽培品種が30種以上にのぼり、生産地区の南北による違いが大きいです。
気候は北部は大陸性気候で、南部は地中海性気候です。
出典:フランスワイン辞典
フランスワイン産地「南部ローヌ」の広域AOC・・・フランスワイン事典
2 北部:セプタントリオナルのAOC
赤ワインの主要品種はシラーです。
タンニンを和らげる為に白ぶどうの混醸が許されているのが特徴的です。
① セプタントリオナルのAOC
1) コート・ロティ
河岸:右
「焼けた丘」の意味で、シラー80%+ヴィオニエの混醸ワインです。
生産可能色:赤
2) コンドリュー
河岸:右
ヴェオニエを100%使用しています。
生産可能色:白
3) シャトー・グリエ
河岸:右
ヴェオニエ100%、ローヌ地方最小面積です。
生産可能色:白
4) サン・ジョセフ
河岸:右
混醸ワインです。
生産可能色:赤、白
5) コルナス
河岸:右
「焼けた大地」の意味で、シラー100%です。
生産可能色:赤
6) サン・ペレ
河岸:右
混醸ワインです。
生産可能色:白
7) サン・ペレ・ムスー
河岸:右
発泡混醸ワインで12ヶ月以上熟成義務です。
「ムスー」が付くと発泡だと考えてください。
生産可能色:白
8) エルミタージュ河岸:左
混醸ワインでジュラ地方で主に造られるヴァンドパインが生産されています。
生産可能色:赤、白
9) クローズ・エルミタージュ
河岸:左
混醸ワインで北部最大面積です。
生産可能色:赤、白
10) コート・ド・ディー
河岸:左
クレレット100%使用しています。
生産可能色:白
11) クレレット・ド・ディー
河岸:左
発泡辛クレレット100%使用し、9ヶ月以上熟成、発泡甘ブレンド4ヶ月以上熟成義務があります。
生産可能色:白
12) クレマン・ド・ディー
河岸:左
発泡混醸ワイン12ヶ月以上熟成義務があります。
生産可能色:白
13) シャティヨン・アン・ディオワ
河岸:左
赤・白・ロゼブレンドワインです。
生産可能色:赤、ロゼ、白
② セプタントリオナルのAOCポイント
1) エルミタージュ・ジュ・ヴァンド・パインは45日以上ぶどうを乾燥、収穫から2年目の5月15日まで熟成させます。
2) シラー100%使用義務の赤ワインはコルナスのみで、その他混醸が認められています。
3) ヴェオニエ種100%の白ワインはコンドリューとシャトー・グリエです。
出典:割烹旅館八千代
3 南部:メリディオナルのAOC
複数の品種が混醸されることがほとんどです。
赤・ロゼの主要品種はグルナッシュです。
① メディオナルのAOC
まず地域名AOCが4つあり、その中に村名AOCがそれぞれある形です。
1) 地域名AOC:コート・デュ・ヴィヴァレ
❶ 村名AOC:デュシェ・デュゼス
河岸:右
混醸ワインです。
生産可能色:赤、ロゼ、白
❷ リラック
河岸:右
混醸ワインです。
生産可能色:赤、ロゼ、白
❸ タヴェル
河岸:右
混醸ワインでロゼのみAOCです。
生産可能色:ロゼ
❹ クレレット・ベルガルド
河岸:右
クレレットを100%使用しています。
生産可能色:白
❺ コステュエール・ド・ニーム
河岸:右
混醸ワインです。
生産可能色:赤、ロゼ、白
2) 地域名AOC:グレニャン・レ・ザデマール
❶ ヴァンソーブル
河岸:左
混醸スタイルで赤ワインのみです。
生産可能色:赤
❷ ラストー
河岸:左
混醸スタイルで赤ワインのみです。
生産可能色:赤
❸ ジゴンダス
河岸:左
混醸ワインです。
生産可能色:赤、ロゼ
❹ ヴァケラス
河岸:左
混醸ワインです。
生産可能色:赤、ロゼ
❺ ボーム・ド・ヴニーズ
河岸:左
混醸ワインです。
生産可能色:赤、ロゼ、白
❻ ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ
河岸:左
V.D.N (ヴァン・ドゥ・ナチュレ=酒精強化ワイン)で甘口です。
生産可能色:赤、ロゼ、白
❼ シャトーヌフ・デュ・パブ
河岸:左
混醸ワインです。
生産可能色:赤、白
3) 地域名AOC:ヴァントゥ
村名AOCは無く、2008年11月から名称が変更されました。
生産可能色:赤、ロゼ、白
4) リュベロン
こちらも村名AOCはありません。
生産可能色:赤、ロゼ、白
② メディオナルのAOCポイント
1)タヴェルはロゼのみ
2) ヴァンソブールは赤のみ
3) ラストーのスティルワインは赤のみ
4) ジゴンタは赤・ロゼ
5) ボーム・ド・ヴニーズは赤のみ、ミュスカが付けばVDN赤・ロゼ・白
6) シャトーヌフ・デュ・パブは赤・白で、土壌は小石です。
出典:フランスワイン辞典
フランスワイン産地「南部ローヌ」の広域AOC・・・フランスワイン事典
4 その他AOC
南部地方を中心に地域名AOC:コートデュ・ローヌと村名AOCコートデュ・ヴィラージュなどが広がります。
① コート・デュ・ローヌ(6県+171コミューン)
河岸:両岸
村名AOCは無く、コート・デュ・ローヌ地方AOCの約半分を占めます。
生産可能色:赤、ロゼ、白
② コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ(4県95コミューン)
河岸:両岸
こちらも村名AOCはありません。
生産可能色:赤、ロゼ、白
③ コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ+コミューン(5県17コミューン)
河岸:両岸
こちらも村名AOCはありません。
生産可能色:赤、ロゼ、白
5 シャトーヌフ・デュ・パプの認可品種
① 黒、グリ、白ぶどうもあるもの(2品種):グルナッシュ、ピクプール
② 黒ぶどう(7品種):ムールヴェドル、テレ・ノワール、ヴァカレーズ、サンソー、ミュスカルダン、クノワーズ、シラー
③ 白ぶどう(4品種):ピカルダン、クレレット、ルーサンヌ、ブールブーラン
④ 使用禁止黒ぶどう:カリニャン
⑤ 使用禁止白ぶどう:マルサンヌ、ヴァオニエ
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ソムリエ試験対策 第30回 フランス 〜 ジュラ・サヴォワ編 〜
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今回は フランス🇫🇷 〜ジュラ・サヴォア地方〜 について解説していきたいと思います🍷
赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️
ジュラ・サヴォワ地方
スイスとの国境を接する山間部地方で、ぶどう畑はジュラ高原の麓に広がっています。
黄ワインと藁ワインという特殊なワインが造られています。
アルコール発酵の原理を解明したルイ・パストゥール所縁の地区でもあります。
出典:フランスワイン辞典
フランスワイン産地「ジュラ(Jura)の概要とそのAOCワイン」・・・フランスワイン事典
1 ジュラの特殊なワイン
① ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)
樽にワインを満量入れずに熟成させます。
産膜酵母による皮膜がワイン表面に形成され、この膜はフルール・デュ・ヴァンと呼ばれます。
ワインは徐々に黄色になり、くるみやノワゼット(ヘーゼルナッツ)、アマンド・グリエなどの香ばしい風味が生じます。
※産膜酵母の様子※
出典:ワインノーブル
1) ヴァン・ジョーヌの規制
品種:サヴァニャン、ナチュレのみ
禁止事項:ウイヤージュ(補酒)、スーティラージュ(滓引き)禁止
熟成期間:6年間(60ヶ月)以上
瓶詰め:クラブラン620mlのボトルに入れる
② ヴァン・ド・パイユ
収穫したぶどうを藁や簀の子の上、または天上に吊るして最低6週間乾燥させます。(パスリヤージュ)
ローヌ地方のエルミタージュでも少量生産されています。
1) ヴァン・ド・パイユの規制
熟成期間:圧搾した日から3年間は販売不可。このうち18ヶ月は木樽で熟成義務です。
瓶詰め:Pots(ポ 375ml)のボトルに入れます。
2 ジュラ地方のAOC
AOCの数は全部で7つあります。
グランクリュ、プルミエクリュはありません。
① ジュラ地方のAOC
1) コート・デュ・ジュラ
ヴァン・ジョーヌはサヴァニャン100%
2) アルボワ
ヴァン・ジョーヌはサヴァニャン100%
3) アルボワ・ピュピュヤン
ピョピョヤン村で造られたアルボワはアルボワ・ピョピョヤンを名乗れるます。
4) シャトー・シャロン
サヴァニャン100%、ヴァン・ジョーヌだけを生産しています。
5) レトワール
ヴァン・ジョーヌはサヴァニャン100%
6) クレマン・デュ・ジュラ
ティラージュ後9ヶ月熟成義務、12ヶ月以上で販売可能です。
7) マクヴァン・デュ・ジュラ
アルコール16~22度、樽で1年以上熟成義務です。
② ジュラ地方のポイント
サヴァニャン100%使用のヴァン・ジョーヌだけを生産しているのはシャトー・シャロンです。
出典:フランスワイン辞典
フランスワイン産地「ジュラ(Jura)の概要とそのAOCワイン」・・・フランスワイン事典
生産されるワインのほとんどが白ワインです。AOC数は全部で16つ。
1) セセル
ぶどうはアルテッス種のみ
2) セセル・モレット
モレット
3) セセル・ムスー
発泡ワイン
4) ヴァン・ド・サヴォワ
ヴァン・ド・サヴォワ+村名(16)
5) ヴァン・ド・サヴォワ・ムスー
発泡ワイン
6) ヴァン・ド・サヴォワ・ペティヤン
発泡ワイン
7) ルーセット・ド・サヴォワ
ルーセット・ド・サヴォワ+村名(4)
8) ピュジェ
9) ピュジェ・マニクル
シャルドネが主要品種です。
10) ピュジェ・モンタニウ
11) ピジュ・セルドン・メトード・アンセストラル
発泡ワイン
12) ルーセット・ド・ピュジェ
13) ルーセット・ド・ピュジェ・モンタニウ
14) ルーセット・ド・ピュジェ・ヴィリウ・ル・グラン
③ サヴォア地方のポイント
AOCセセルは白のみでアルテッス種を使用しています。
出典:フランスワイン辞典
フランスワイン産地「ジュラ(Jura)の概要とそのAOCワイン」・・・フランスワイン事典
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🍷ジュラ・サヴォア地方の美味しいワイン🍷
コート・ド・ジュラ ヴァン・ジョーヌ(620ml)[2010]【グラン】Cotes du Jura Vin Jaune "GRAND" 価格:7,249円 |
価格:2,563円 |
価格:6,545円 |
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ソムリエ試験対策 第29回 フランス 〜 アルザス・ロレーヌ編 〜
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フランス北東部の地方で、アルザス地方の東側にはライン川が流れ、西側にはヴォージュ山脈が南北に連なっています。
降雨量はフランスで最も少なく年間降雨量500~600mmです。
日照量が多く乾燥した半大陸性気候です。
単一品種から造られることが多く、品種名をラベルに併記するのが一般的です。
1 主な品種
① 黒ぶどう:ピノ・ノワール
② 白ぶどう:リースリング(生産量最多)、ゲヴュルツトラミネル、ピノ・グリ、ミュスカ/ミュスカ・タルザス、ピノ・ブラン(クレヴネル)
① AOC:アルザス・ヴァン・ダルザス
生産可能色:赤、白、ロゼ
単一品種の場合は品種名を併記します。
複数の品種をブレンドした場合はエーデルツヴィッカーやジャンティを併記することができます。
② AOC:アルザス・グラン・クリュ
生産可能色:白
51のグランクリュがあります。
ぶどうは手摘みが義務で、51番目のリューディはケフェルコプフです。
リースリング、ゲヴュルツトラミネル、ピノ・グリ、ミュスカの中の一つの品種使用が原則です。(リューディとは特級小地区)
Zotzenbergで使用が認められていない品種はミュスカとピノブランです。
例外的にシルバーナーの使用が認められています。
③ AOC:クレマン・ダルザス
生産可能色:発泡ロゼ、発泡白
ロゼはピノ・ノワールのみです。
瓶内二次発酵方式、ティラージュ後9ヶ月以上熟成します。
全アルザスワインの生産量の21%を占めます。
④ AOC:コート・ド・トゥール(ロレーヌ地方)
生産可能色:赤、グリ、白
赤:ピノ・ノワール、グリ:ピノ・ノワールとガメイをブレンドします。
白:オーセロワ、オーバン。
モーゼル(ロレーヌ地方)
赤、白、ロゼ
赤:ピノ・ノワール100%、ロゼ:ピノ・ノワール70%以上、白:ミュラートラガル、ピノ・グリ
引用元:フランスワイン辞典
3 遅摘みワインと粒選り摘み貴腐ワイン
遅摘みワイン:ヴァンダンジュ・タルディブと粒選り摘み貴腐ワイン:セレクション・ド・グラン・ノーブルは上質指定4種類の中の一つの品種を使用します。
ぶどうは手摘みが義務です。
果汁の糖分最低含有量が定められています。
① 糖分最低含有量
品種名:リースリング/ミュスカ
ヴァンダンジュ・タルディブ(遅摘み)
235g/ℓ
セレクション・ド・グラン・ノーブル(貴腐ブドウ)
276g/ℓ
品種名:ゲヴュルツトラミネル/ピノ・グリ
ヴァンダンジュ・タルディブ(遅摘み)
257g/ℓ
セレクション・ド・グラン・ノーブル(貴腐ブドウ)
306g/ℓ
最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮
今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊
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ソムリエ試験対策 第28回 フランス 〜 シャンパーニュ 編 〜
こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️
いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊
今回はシャンパーニュ地方 について解説していきたいと思います🍷
赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️
シャンパーニュ 地方
フランス北西部に位置するスパークリングワイン最大の生産地です。
各製造元がその個性を華やかに競いあっています。
1 生産地区
1)モンターニュ・ド・ランス
ランス郊外の丘陵地で、黒ぶどうが多く栽培されている。ピノ・ノワールが多く植えられています。
2) ヴァレード・ラ・マルヌ地区
マルヌ河沿いの生産地で、黒ぶどうが多く栽培されています。
ムニエが多く植えられています。
3) コート・デ・ブラン地区
エペルネ南方の丘陵地で、白ぶどうが多く栽培されています。
シャルドネが多く栽培されています。
4) コート・ド・セザンヌ地区
Suzanne村周辺地区です。
5) コート・デ・バール地区
Rileys リセ村はこの地区に位置します。
引用元:フランスワイン辞典
「フランスワイン産地ーシャンパーニュ(Champagne)」・・・フランスワイン事典
シャンパーニュは品種、畑、収穫年、のアサンブラージュ(組み合わせ)によって製造されるのが一般的です。
そのためにAOCはタイプ別に大きく区切る程度で、産地全体は3つしかありません。
スパークリングワインの代名詞「シャンパン」が生産量の大半を占めるますが、スティルワインのAOCも2つ存在します。
1) シャンパーニュ
タイプ:発泡酒
生産可能色:ロゼ、白
主要品種:ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ
2) コトー・シャンプノア
タイプ:スティル
生産可能色:赤、ロゼ、白
主要品種:ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ
3) ロゼ・デ・リゼ
タイプ:スティル
生産可能色:ロゼ
主要品種:ピノ・ノワール100%
3 村の格付け
シャンパーニュ地方では各コミューン(村)が80〜100%の21段階に格付けされています。
格付け100%のコミューンをグラン・クリュと呼び、主要地区に17存在しています。
グラン・クリュと表示されているシャンパーニュは格付け100%のコミューンのぶどうだけで造ったものです。
90〜99%に査定されたコミューンはプルミエ・クリュであり、42存在しています。
① 格付け100%のコミューン(村):グラン・クリュ17個
1) モンターニュ・ド・ランス地区
グランクリュ 数:9つ
Ambonnay(アンボネー)、Mailly(マイィ)、Louvois(ルーボワ)、Beaumont-sur-Vesle(ボーモン・シュル・ヴェスル)、Bouzy(ブジ)、Sillery(シユリ)、Verzy(ヴェルジ)、Verzenay(ヴェルズネー)、 Puisieulx(ピュイジュー)
2) ヴァレー・ド・ラ・マルヌ地区
グランクリュ 数:2つ
Ay(アィ)、Tours-sur-Marne(トゥール・シュル・マルヌ)
3) コート・デ・ブラン地区
グランクリュ 数:6つ
Alize(アヴィズ)、Oger(オジェ)、Le Mesnil-sur-Oger(ル・メニル・シュル・オジェ)、Oily(ワリ) Chouilly(シュイィ)、Cramant(クラマン)
引用元:シャンパン大学
4 製造工程
シャンパーニュの製造工程は複雑で、独自の作業が多くあります。
1)収穫:ヴァンダンジュ
機械による収穫は禁止で、全て手摘みによる収穫が原則です。
2)圧搾:プレスラージュ
1回目の搾汁は「ラ・キュベ」、2回目の搾汁は「プルミエール・タイユ」と呼ばれています。
3)一次発酵:プルミエール・フェルマンタシオン
やや低めのアルコール度数にします。
4)調合:アサンブラージュ
Vins de Reserve(前年までの収穫のもので貯蔵してあるワイン)をブレンドし、味わいのバランスを整えます。
5)瓶詰め:ティラージュ
ワイン+ショ糖(24g/ℓ)+酵母を添加、王冠を打栓します。
6)滓と共に熟成:マシェラセオン・シュル・リー
ノンミレジメは最低15ヶ月以上、ミレジメは最低3年以上熟成させます。
7)倒立:ミズ・シュル・ポワント
ピュピュトル(滓下げ台)に瓶口を下にして並べます。
8)動瓶:ルミュアージュ
5〜6週間、瓶を1/8回転ずつ両手で左右に揺らしながら回し、瓶の側面についた滓を瓶口に集めます。
9)滓抜き:デコルジュマン
瓶口をマイナス20℃の塩化カルシウム水溶液につけ、滓を凍らせて取り除きます。
10)門出のリキュール添加:ドザージュ
目減り分をリキュール(ワイン+糖分)で補います。
11)打栓:プシャージュ
12)ラベル貼り:エティクタージュ
以上がシャンパーニュ の製造過程となります。
5 シャンパーニュの規定
① 搾汁率
1) 圧搾1回目
搾汁の名称:ラ・キュベ(テート・ド・キュベ)
搾汁量:ぶどう4000kgから果汁2050ℓまで
2) 圧搾2回目
搾汁の名称:プルミエール・タイユ
搾汁量:さらに500ℓまで
搾汁量はぶどう4000kgから果汁2550ℓまでとなっています。
② 名称に関する規定
1) ノン・ミレジメ
ティラージュ後15ヶ月間以上のシャンパーニュ です。
2) ミレジメ
ティラージュ後3年以上、ボトルに記載された収穫年のルタン・コオペラトゥール
栽培家の協同組合が製造。
3) シャンパーニュ・グランクリュ
格付け100%のクリュのぶどうだけで造ったシャンパーニュです。
4) シャンパーニュ・プルミエクリュ
格付け90%以上のクリュのぶどうだけで造ったシャンパーニュです。
③ 生産会社の業態
1) ネゴシアン・マニピュラン
主にぶどうを購入して製造し、大規模な会社が多いです。
2) レコルタン・マニピュラン
自社畑のぶどうで製造し、小規模な会社が多いです。
3) コオペラティヴ・マニピュラシオン
生産者の協同組合が製造しています。
4) ソシエテ・ド・レコルタン
同族の栽培家によって構成される会社が製造しています。
5) マルク・ダシュトゥール
買い手が所有する銘柄で、ホテルやレストランが生産者に委託しプライベートブランドとして製造しています。
④ 使用ブドウによる名称
1) ブラン・ド・ブラン
白ぶどう(シャルドネ)だけで造った白のシャンパーニュです。
2) ブラン・ド・ノワール
黒ぶどう(ピノ・ノワール、ムニエ)だけで造った白のシャンパーニュです。
単独でも両方使用のどちらでも良いです。
3) ロゼ
白ワインと赤ワインをブレンドして造られます。
セニエによって造られる高級品もある。
⑥ Champagneの甘辛度表示
1) Extra brut=エクストラ ブリュット
残糖分量:0-6 g/L
2) Brut=ブリュット
残糖分量:12g/L未満
3) Extra dry=エクストラ ドライ
残糖分量:12-17 g/L
4) Sec=セッコ
残糖分量:17-32 g/L
5) Demi-sec=ドミ セッコ
残糖分量:32-50 g/L
6) Doux =ドゥー
残糖分量:50 g/L
最後までご覧くださいましてありがとうこざいます💮
今回も出題傾向に合わせてかなり圧縮した内容となっていますので重要ポイントを抑えつつ、クイズや問題集を解いていくと覚えやすいと思います😊
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ソムリエ試験対策 第27回 フランス 〜 ブルゴーニュ編 〜
こんにちは、ソムリエしんのすけです❗️
いつもご覧くださいましてありがとうこざいます😊
今回は フランス🇫🇷 ブルゴーニュ地方について解説していきたいと思います🍷
赤字部分は出題率が高い事を示していますので参考にしてください❗️
それでは、今回も最後までゆっくりとご覧ください🤩
ブルゴーニュ地方
ブルゴーニュ地方にはAOCが非常に多く存在し、特にコート・ドール(黄金丘陵)地域のAOCは最高級ワインです。
ぶどう栽培面積は約5万haで、ボージョレ地区が半分を占め、気候は大陸性気候となります。
1 主なぶどう品種
黒ぶどう:ほぼピノ・ノワール(ボージョレ地区のみガメイ)
白ぶどう:ほぼシャルドネ(一部アリゴテ)
ブルゴーニュワインの特徴としてはボルドーワインとは対照的に他の品種をブレンドせず一つの品種のみを使用したワイン造りを行うところです。(単一品種)
つまり、ほとんどのブルゴーニュの黒ワインはピノ・ノワール、白ワインはシャルドネで造られています。
2 生産地区
① 生産地区の位置関係と主要品種や土壌について
1)ヨンヌ県
地区名:シャブリ、グラン・オーセロワ
土壌:白亜質(キンメリジャン)
主要品種:シャルドネ
2)コート・ドール県
地区名:コート・ド・ニュイ
土壌:石灰質
主要品種:赤・ピノ・ノワール、白・シャルドネ
地区名:コート・ド・ボーヌ
土壌:石灰、泥灰岩質
主要品種:赤・ピノ・ノワール、白・シャルドネ
3)ソーヌ・ロワール県
地区名:コート・シャロネーズ
土壌:粘土石灰質
主要品種:赤・ピノ・ノワール、白・シャルドネ
地区名:マコネ
土壌:褐色石灰質、カルシウム質
主要品種:赤・ガメイ、白・シャルドネ
4)ローヌ県
地区名:ボージョレ
土壌:北部のクリュ・デュ・ボージョレ地区は花崗岩
主要品種:ガメイ
「引用元:ワインショップバーガンディ」
3 AOCの階層構造
① AOCの階級構造
1)レ・ザペラシオン・グラン・クリュ (特級畑)
グラン・クリュ畑名がそのままAOCとなり、村名を付記しません。
AOCの数は33(コート・ドール32、シャブリ1)で、全体からの生産比率は約1.5%と極めて少ないです。
AOC= ロマネ・コンティ、エシェゾーなど
2)レ・ザペラシオン・プルミエ・クリュ(一級畑)
プルミエ・クリュ畑名の前に村名を付記します。
AOCの数は 3)と合わせて44で、全体からの生産比率は約47.5%です。
AOC =ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スショなど
3)レ・ザペラシオン・コミュナル(村名)
格付けされていない畑名を付記することが可能です。
AOCの数は 2)と合わせて44で、全体からの生産比率は約47.5%です。
AOC =ヴォーヌ・ロマネ、ヴォーヌ・ロマネ・レ・ラヴィオールなど
4)レ・ザペラシオン・レジョナル(地方名)
ブルゴーニュ地方を付記することが可能です。
AOCの数は23で、全体からの生産比率は51%です。
AOC =ブルゴーニュ
4 シャブリ、グラン・オーセロワ地区のAOC
ブルゴーニュ地方最北部の地区でほとんどが白ワインが生産されています。
シャブリはワインの品種によって4段階のAOCに分類されていて、これらの中でAOCシャブリが面積最大、生産量最大となります。
シャブリ地区の南西にはグラン・オーセロワ地区があり、イランシー、サン・ブリがあります。
①シャブリ地区のグランクリュは全て白、7つまとめて1つのグランクリュです。
ラベルの表示が認められている特級畑7つ+非公式畑1つ
ブーグロ、ムートンヌ(非公式畑)、ヴォルデージール、グルヌイユ(面積最小)、ヴァルミュール、レ・クロ(面積最大)、ブランショ
②グラン・オーセロワ地区のグランクリュは2つ
イランシー(赤ワインのみ)、サンブリ(白ワインのみ、ソーヴィニヨンブラン主体)
「引用元:ワインショップバーガンディ」
5 コート・ド・ニュイ地区のAOC
コート・ド・ニュイ地区のワインの90%が赤ワインです。
① コート・ド・ニュイ地区のグランクリュ
1) ジュブレ・シャンベルタン村
Gevrey-Chambertin
生産可能色:赤のみ
コート・ド・ニュイ地区で栽培面積最大です。
グランクリュの数は9つ
•マジ・シャンベルタン
•リュショット・シャンベルタン
•シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ(シャンベルタンを名乗れる)
•シャンベルタン(一番格上の特級畑)
•シャペル・シャンベルタン
•シャルム・シャンベルタン
•グリオット・シャンベルタン
•マゾワイエール・シャンベルタン(シャルム・シャンベルタンを名乗れる)
•ラトリシエール・シャンベルタン
「引用元:ENOTECA」
ジュヴレ・シャンベルタン - 銘醸地ブルゴーニュめぐり | エノテカ - ワイン通販
2) モレ・サン・ドゥニ
Morley-saint-Denis
生産可能色:赤、白
グランクリュの数は5つ
•クロ・ド・ラ・ロッシュ(面積最大)
•クロ・サン・ドゥニ
•クロ・デ・ランブレ
•クロ・ド・タール
•ボンヌ・マーヌ(シャンボール・ミュズニュイにまたがるので一部)
3) シャンボール・ミュズニュイ
Chambolle-Musigny
生産可能色:赤のみ
グランクリュの数は2つ
•ボンヌ・マーヌ(一部)
•ミュズニュイ
「引用元:ENOTECA」
シャンボール・ミュジニー - 銘醸地ブルゴーニュめぐり | エノテカ - ワイン通販
4) ヴィージョ
Vougeot
生産可能色:赤、白
グランクリュの数は1つ
•クロ・ド・ヴィージョ
5) フランジェ・エシェゾー
Flagella-Echezeaux
生産可能色:赤のみ
グランクリュの数は2つ
•エシェゾー
•グラン・エシェゾー
6) ヴォーヌ・ロマネ
Vosne-Romanee
生産可能色:赤のみ
グランクリュの数は6つ
•リシュブール
•ロマネ・サン・ヴィヴィアン
•ラ・ロマネ
•ロマネ・コンティ
•ラ・グランド・リュ
•ラ・ターシュ
「引用元:ENOTECA」
ヴォーヌ・ロマネ - 銘醸地ブルゴーニュめぐり | エノテカ - ワイン通販
7)ニョイ・サン・ジョルジュ
Niitsu-Saint-Georges
生産可能色:赤、白
グランクリュの数:無し
② コート・ド・ニュイ地区のポイント
・生産可能色が赤のみの村名AOCはジュブレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュズニュイ、ヴォーヌ・ロマネの3つで他は赤と白です。
・グラン・クリュは赤のみが基本です。
・マルサネ、マルサネ・ロゼ、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュにはプルミエクリュがありません。
・ロゼはマルサネ・ロゼのみです。
・ボンヌ・マールはモレ・サン・ドゥニ村とシャンボール・ミュズニュイ村にまたがって存在しています。
・Musignyは赤白生産可能です。
「引用元:ワインショップバーガンディ様」
6 コート・ド・ボーヌ地区のAOC
世界最高峰の白ワイン「モンラッシェ」を産出する地区です。
コート・ド・ボーヌ地区における白のグランクリュはほとんどこの地区に集中しています。
① コート・ド・ボーヌ地区のグランクリュ
1)ぺルナン・ヴェルジュレス
Pernand-Vergelesses
生産可能色:赤、白
グランクリュの数:3つ
•コルトン
•コルトン・シャルルマーニュ
•シャルルマーニュ
2)アロース•コルトン
Alone-Corton
生産可能色:赤、白
グランクリュの数:3つ
•コルトン
•コルトン・シャルルマーニュ
•シャルルマーニュ
3)ラドワ・セリニィ
Ladoix-Serrigny
生産可能色:赤、白
グランクリュの数2つ
•コルトン
•コルトン・シャルルマーニュ
ぺルナン・ヴェルジュレス村とアロース•コルトン村とラドワ•セリニ村は通称「コルトンの丘」と呼ばれる逆お碗型の丘にあり、畑がそれぞれの村にまたがって存在します。
「引用元:ちゃ〜さんのワインを知ったかぶる日記」
ちゃ~さんのワインを知ったかぶる日記 : 6. ブルゴーニュ地方-2
4)ピュリニ・モンラッシュ
Puligny-Montrachet
生産可能色:赤、白
グランクリュの数4つ
•モンラッシェ
•バタール・モンラッシェ
•シュヴァリエ・モンラッシェ
•ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ
5)シャサーニュ・モンラッシェ
Chassagne-Montrachet
生産可能色:赤、白
グランクリュの数:3つ
•モンラッシェ
•バタール・モンラッシェ
•クリオ・バタール・モンラッシェ
「引用元:ENOTECA」
ピュリニー・モンラッシェ - 銘醸地ブルゴーニュめぐり | エノテカ - ワイン通販
② コート・ド・ボーヌ地区のポイント
・モンラッシェは2つの村に2つのグランクリュがまたがっています。
・生産可能色が赤のみのAOCはポマール、ヴォルネ、ブラニの3つで、他は赤、白。
・ グランクリュの生産可能色は白のみが基本です。
・ショレ・レ・ボーヌ村、サン・ロマン村にはプルミエクリュがありません。
・ブラ二イは赤のみ、ムルソーは赤白生産可能。
「引用元:ワインショップバーガンディ」
7 コート・シャロネーズ地区のAOC
フルーティーで軽やか、コストパフォーマンスのよい赤60%・白40%をワインを産する地区です。
グランクリュはありません。
① コート・シャロネーズ地区のAOC
1)ブローズン地区
村名AOC:ブローズン(アリゴテ100%)
生産可能色:白
2)リュリ地区
村名AOC:リュリ
生産可能色:赤、白
村名AOC:リュリ・プルミエクリュ
生産可能色:赤、白
3)メルキュレ地区
村名AOC:メルキュレ
生産可能色:赤、白
村名AOC:メルキュレ・プルミエクリュ
生産可能色:赤、白
4)ジブリ地区
生産可能色:赤、白
生産可能色:赤、白
5)モンタニ地区
村名AOC:モンタニ
生産可能色:白
村名AOC:モンタニ・プルミエクリュ
生産可能色:白
② コート・シャロネーズ地区のポイント
・メルキュレが面積、生産量共に最大です。
「引用元:フランスワイン辞典」
8 マコネ地区のAOC
渇色石灰質、カルシウム質などの多様な土壌でシャルドネに最適です。
爽やかでフルーティ、コストパフォーマンスの良い白ワインを産する地区です。
① マコネ地区のAOC
1)マコン地区
村名AOC:マコン+村名、
生産可能色:赤、ロゼ、白
村名AOC:マコン・ヴィラージュ
生産可能色:赤、ロゼ、白
村名AOC:ヴィレ・クレッセ
生産可能色:白
村名AOC:サン・ヴェラン
生産可能色:白
村名AOC:プイイ・フィッセ
生産可能色:白
村名AOC:プイイ・ロシェ
生産可能色:白
村名AOC:プイイ・ヴァンセル
生産可能色:白
「引用元:フランスワイン辞典」
② マコネ地区のポイント
・マコネ地区のAOCのうち、マコン・ヴィラージュが面積、生産量が最大です。
ガメイ種から造られるフレッシュ&フルティーな赤ワインを生産する地区です。
北部は花崗岩土壌で良質の10のクリュ・デュ・ボージョレが生産されています。
ちなみに日本はボージョレの最大輸出国です。
生産可能色:赤、ロゼ、白
生産可能色:赤
村名AOC:ボージョレ・ヴィラージュ/ボージョレ+村名(全色AOC)
生産可能色:赤、ロゼ、白
村名AOC:サン・タルーム (以下クリュ・デュ・ボージョレ)
生産可能色:赤
村名AOC:ジュリエナス
生産可能色:赤
村名AOC:シェナス
生産可能色:赤
村名AOC:ムーラン・ア・ヴァン
生産可能色:赤
生産可能色:赤
生産可能色:赤
村名AOC:モルゴン
生産可能色:赤
村名AOC:レニエ
生産可能色:赤
村名AOC:ブルイィ
生産可能色:赤
村名AOC:コート・ド・ブルイィ
生産可能色:赤
② ボージョレ地区のポイント
・ボージョレ・スュペリュールとクリュ・デュ・ボージョレは生産可能色は赤のみです。
・ブルイィが面積最大、シェナスが面積最小です。
「引用元:フランスワイン辞典」
10 その他のAOC
コトー・デュ・リヨネが地方AOC、生産可能色は赤、白、ロゼです。
11 ブルゴーニュの広域AOC
赤・白・ロゼ・クレレ・発泡と多様なワインが生産されています。
生産可能色:赤、ロゼ、白
•ブルゴーニュ・ガメイ (2011年認定)
生産可能色:赤
•ブルゴーニュ・パス・トゥー・グラン
生産可能色:赤、ロゼ
•ブルゴーニュ・アリゴテ
生産可能色:白
•ブルゴーニュ・トネール
生産可能色:白
•コトー・ブルギヨン(全色AOC、2011年認定)
生産可能色:赤、ロゼ、白
•クレマン・ド・ブルゴーニュ(発泡)
生産可能色:ロゼ、白
2) オーセロワ地域の地方AOC
•ブルゴーニュ・コート・ドセール
生産可能色:赤、ロゼ、白
3) オート・コート・ド・ニュイ地域の地方AOC
•ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ
生産可能色:赤、ロゼ、白
4) オート・コート・ド・ボーヌ地域の地方AOC
•ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ(全色AOC)
生産可能色:赤、ロゼ、白
5) コート・シャロネーズ地域の地方AOC
•ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ
生産可能色:赤、ロゼ、白
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